2024/04/21
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<既存住宅を買うなら築2001年以降ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅を購入する場合は
2001年以降の建物を選びましょう!
と言うお話です。
既存住宅の住宅診断で
一番多い不具合は床の傾斜です。
仲介業者が
物件説明で床の傾斜の有無の説明が
無い場合も有ります。
何故ならば
売主や仲介業者自身が
床の傾斜を感じなかったら
この建物に
床の傾斜が有るとは気づきませんから。
また
買取再販業者が
既存住宅瑕疵保険の適合検査に合格させて
既存住宅瑕疵保険が
付保出来る住宅として販売する場合も
既存住宅瑕疵保険適合検査内容は
建物全体の床を計測しませんので
床に6/1000以上の傾斜が
有る可能性は大きいのです。
つまり
既存住宅では大なり小なり
床の不具合が隠れているという事を
ここでシッカリと理解して下さい!
ここから本題になります。
では出来るだけ
床の傾斜不具合が少ない建物は?
って聞かれた場合は
まず最初に
築年数が2001年以降の建物が基本です。
何故ならば
2000年に品確法が施行されてから
住宅供給者が
10年間の瑕疵担保責任を負う事になり
住宅の長期沈下に対しても
住宅供給者が検討する必要性に
迫られる事になったからです。
つまり
住宅の設計・工事にあたって
地盤調査を実施して
事前に不同沈下の検討する事が
必須になりました。
地盤調査の結果
地盤補強工事が必要と
調査結果が出た場合は
鋼管杭打ちなどの
地盤補強工事が実施されるように
なったからです。
だから
2001年以降の建物を購入する事が
必須なのです!
ただし
ここでもう一つ付け加えるとしたら
その敷地の元々の状況が
一体何だったのか?
に注意する事が必要です。
例えば
元々は田んぼだったところを埋め立てて
造成された敷地であれば
鋼管杭などで
建物を補強しているでしょうが
下記写真①は
極端な事例になりますが
建物以外の廻りの敷地が
沈下してしまう事も有ります。
つまり
元々の土地の状況がどうだったのか?
この事は
必ず確認して下さいね!
今日の纏めとして
2001年以降の既存住宅が
何故必須条件になったのかが
お分かりになりましたでしょうか?
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキングとジョギング
距離10.8km 11,756歩
トータル224日目
(休んだ6日間含む)
総距離2,089.0km
総歩数2,760,057歩