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フラット35の木造住宅工事仕様書を遵守しませんか?

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<木造住宅工事仕様書を遵守しませんか?>についてお話をします。

今日のお話は

ワクワクドキドキの

ウォーキングコースでの

新築分譲住宅の建物チェックのお話です。

 

以前のブログで

外壁透湿防水シートが

下記概略図①の様に

斜めにシワシワになっていた

工事中の建物のお話をしました

 

【概略図①】

 

 

その工事中の建物が

既に足場が外れて

外観全体が見れる状態になっていました。

 

建物の形状は

切妻屋根で軒ゼロの建物でした。

 

これが

なかなか面白い事をしているのです。

 

切妻屋根なので

棟換気は設置していると思いますが

 

軒の出が軒ゼロで

軒ゼロ用の軒裏換気金物を

取付けるのを忘れていたのか?

 

何と

2階バルコニー天井に軒裏換気口金物を

6か所設置していました!

 

恐らく

小屋裏換気計算を実施していて

必要な面積分を取付けたと思われますが

 

小屋裏を

満遍なく換気するには

換気金物の位置が偏っているので

不十分と考えます。

 

まぁ

それでも無いよりはましですね!

 

ここで問題なのが

玄関ポーチ廻りや妻側外壁部に

外壁通気金物は有りませんでした。

 

この工務店が建てる

新築分譲住宅で

外壁通気金物を設置している建物は

一度も見ていません!

もし

フラット35Sを

申請している建物で有れば

 

土台以外の

木部の防腐・防蟻措置で

 

地面から1m以内の軸組部分に

防腐・防蟻剤を現地で

塗布又は吹付ければ

良い事になっていますが

 

保証期間が5年間なので

5年毎に防蟻処理が必要です。

(ホウ酸で防蟻処理の場合は別)

 

新築から5年後に

防蟻処理を実施したとしても

地面から1m以内の軸組部分は

外部も内側も仕上げていますので

再防蟻処理が出来ません!

 

つまり

外壁通気構法

完結していなければ

 

5年後以降には

フラット35木造住宅工事仕様書内容に

「違反」状態になるのです。

 

なので最初から

防蟻処理剤を塗布する以外にも

 

外壁内に通気層を設ける方法も

記載されているのだから

 

壁体内通気を

可能とする構造で

施工して置けば良いのです。

 

外壁内通気措置として

土台水切り部から

軒天井見切縁又は軒裏通気孔等に

通気出来る構造で

外壁通気構法を完結させるのです。

 

なので

外壁通気金物が無い場合は

 

5年後にフラット35の

木造住宅工事仕様書「違反」

免れませんね!

 

ここで

「違反」とわざわざ記載したのは

以上の理由からです。

 

外壁通気金物が無い新築分譲住宅は

大変多いです。

 

防腐・防蟻処理の

保証期間5年が切れた後の事を考えれば

 

外壁通気金物が

設置されていない住宅は要注意ですよ!

 

 

今日の纏めとして

ホント

ワクワクドキドキの

ウォーキングコースでのお話は

 

まだまだ続きそうですね!(笑)

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離8.6km 13,043歩

トータル245日目

(休んだ16日間含む)

総距離2,205.4km

総歩数2,914,891歩