Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

外壁通気構法未完結は建築基準法違反又は契約不適合責任が問える!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<建築基準法違反又は契約不適合責任が問える!>についてお話をします

今日のお話は

外壁通気構法完結は

必須根拠のお話です。

 

前々回のブログで

フラット35木造住宅工事仕様書で

地面からの高さが1m以内の

外壁軸組の防腐・防蟻措置を

 

簡単に説明すると

①外壁内に通気層を設け

 壁体内通気を可能にする構造とする。

②防腐・防蟻処理薬剤を現場で塗布又は吹付をする。

③・・・・・・

④・・・・・・

の4つのどれかで

施工すれば良いとなっています。

 

②の防腐・防蟻処理薬剤だけを使用した場合

外壁通気構法を完結していなければ

 

5年後に

フラット35に違反になるので

①の外壁通気構法は必須と記載しました。

 

で今日のブログは

上記以外にも

外壁サイディング仕上げの場合に

 

「外壁通気構法」

必須と考える根拠をお話します。

 

外壁サイディング工法の場合で

外壁防火構造認定で

一番多く採用している認定番号は

「PC030BE-9201」です。

 

この認定番号「通気工法」の文言が

必ず確認申請図書(仕上表か矩計図)に

記載されているはずです。

 

これは何を意味しているかと言うと

上記の認定番号で

「通気構法」で施工する事を

意味しています。

 

上記認定番号「PC030BE-9201」の

認定書の中身を見ると

 

下記資料①の様に

標準仕様の 1)下地 に

③通気構法には

外装材裏側に通気が出来るように下地を構成する。

と書かれています。

 

【資料①】

 

 

つまり

この認定番号「通気工法」の文言が

確認申請図書(仕上表か矩計図)に

記載されていれば

 

外壁通気構法完結は

必須項目になるのです。

 

外壁通気見切りが施工されていなければ

外壁防火構造認定違反なのです。

 

これは明らかに

私見ですが

建築基準法違反と考えます。

 

 

今日の纏めとして

この認定番号「通気工法」の文言が

確認申請図書(仕上表か矩計図)に

記載されているにも拘らず

 

外壁通気見切り等が施工されていなければ

建築基準法違反まで考えないとしても

 

明らかに

契約不適合責任は問えると考えます!

 

皆さんは

どの様に考えますか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離10.1km 13,337歩

トータル247日目

(休んだ16日間含む)

総距離2,227.2km

総歩数2,943,720歩