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成型品を使用した基礎立上りスリーブ管設置方法として!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<成型品を使用したスリーブ管設置方法として!>についてお話をします。

今日のお話は

基礎配筋のかぶり厚さ確保の為の

商品のお話です。

 

基礎配筋時の現場を見られる時には

スリーブ管を設置しているので

 

そのスリーブ管と鉄筋とのかぶり厚さを

確保しているかチェックして見て下さいね!

 

下記写真①は

基礎配筋検査で

よく見るかぶり厚さ不足の

不具合事例の写真です。

 

【写真①】

 

 

上記写真①は

管径が150φの配管用スリーブ管です。

 

不具合点は下記2項目が有ります。

①貫通部分の補強筋無し

②かぶり厚さの不足

 

上記①の不適合は

梁貫通孔の補強の有無は

梁の1/3以上の径の場合必要です。

 

この基礎の場合は

基礎天端からベース底迄の寸法が

500㎜なので

500を3で割ると166㎜になります。

 

上記写真①のスリーブ管は

VU150なので外径は165㎜ですので

キリキリ補強筋は無くても良いのですが

補強する様に指摘しています。

 

 

上記②の不適合は

スリーブ管と鉄筋との

かぶり厚さ不足の事です。

 

上筋と腹筋の間に挟んでスリーブ管を

入れている状況ですが

 

腹筋をカットして

かぶり厚さを確保させるように指摘しています。

 

基礎の立上りに

スリーブ管を設置する時の商品として

 

鉄筋とのかぶり厚さを確保できる商品が

積水テクノ成型㈱から出ています。

 

下記資料①が

この商品(スリーブホルダー)

説明した資料の一部です。

 

【資料①】

 

 

下記写真②は

この商品を実際に使用した現場の写真です。

 

【写真②】

 

 

実際のところ

この現場を見る迄は

 

下記写真③の様に

結束線でスリーブを固定する方法しか

無いのかなと思っていました。(笑)

 

【写真③】

 

 

今日の纏めとして

今後の配筋検査で

スリーブ管の

固定方法の不具合が有った場合は

 

このスリーブホルダーの存在を

教える様にします!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

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今回は、これで終わります。

 

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