2024/05/19
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<成型品を使用したスリーブ管設置方法として!>についてお話をします。
今日のお話は
基礎配筋のかぶり厚さ確保の為の
商品のお話です。
基礎配筋時の現場を見られる時には
スリーブ管を設置しているので
そのスリーブ管と鉄筋とのかぶり厚さを
確保しているかチェックして見て下さいね!
下記写真①は
基礎配筋検査で
よく見るかぶり厚さ不足の
不具合事例の写真です。
上記写真①は
管径が150φの配管用スリーブ管です。
不具合点は下記2項目が有ります。
①貫通部分の補強筋無し
②かぶり厚さの不足
上記①の不適合は
梁貫通孔の補強の有無は
梁の1/3以上の径の場合必要です。
この基礎の場合は
基礎天端からベース底迄の寸法が
500㎜なので
500を3で割ると166㎜になります。
上記写真①のスリーブ管は
VU150なので外径は165㎜ですので
キリキリ補強筋は無くても良いのですが
補強する様に指摘しています。
上記②の不適合は
スリーブ管と鉄筋との
かぶり厚さ不足の事です。
上筋と腹筋の間に挟んでスリーブ管を
入れている状況ですが
腹筋をカットして
かぶり厚さを確保させるように指摘しています。
基礎の立上りに
スリーブ管を設置する時の商品として
鉄筋とのかぶり厚さを確保できる商品が
積水テクノ成型㈱から出ています。
下記資料①が
この商品(スリーブホルダー)を
説明した資料の一部です。
下記写真②は
この商品を実際に使用した現場の写真です。
実際のところ
この現場を見る迄は
下記写真③の様に
結束線でスリーブを固定する方法しか
無いのかなと思っていました。(笑)
今日の纏めとして
今後の配筋検査で
スリーブ管の
固定方法の不具合が有った場合は
このスリーブホルダーの存在を
教える様にします!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
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住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
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