2024/05/22
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<省エネ基準適合化に向けて気密性能も!>についてお話をします。
今日のお話は
高断熱・高気密住宅の
新築各工程検査のお話です。
今回紹介する住宅は
依頼者から
「外部防水下地検査」と
「断熱材充填検査」を受けた建物です。
下記写真①は
「外部防水下地検査」時の写真です。
写真を見て分かる様に
透湿防水シートの継手部分全てに
防水テープを貼っています。
勿論
最上部も梁桁に
透湿防水シートの端部を
防水テープで貼っていました。
これにはビックリで
最上部分の防水透湿シートを
梁桁に防水テープで貼っているのは
何件が有りましたが
ここ迄徹底していると
検査する方は安心してしまいますので
気を引き締めて
細部まで検査させて頂きました。(笑)
下記写真②は
室内側の
24時間換気の吸気パイプ部分です。
写真を見ての通り
壁の断熱材を取付ける前に
事前にパイプ廻りに断熱材を巻いています。
この部分は
案外内部結露する可能性が有るので
上記写真②の様に
断熱材を巻いた現場を
よく見る様になりました。
下記写真③は
「断熱充填検査」時の写真です。
まぁ
ここ迄徹底して
気密テープ貼りと
袋入り断熱材の耳部分を
綺麗にタッカーで留めていて
尚且つ
袋内の断熱材が下がっていない現場は
初めて見ました。
気密テストを
実施すると言っていましたので
目標値を聞いて見るとC値1.0との事!
問題は
2階天井廻りの気密シート張りと
基礎断熱工法ではないので
玄関廻りやユニットバス廻りの
気密施工の精度次第だろうね!
今日の纏めとして
2025年の省エネ基準適合化に向けて
断熱性能だけではなくて
この工務店の様に
気密性能にも
力を入れる様になれば良いですね!
注文住宅を建てられる方は
最低でも気密性能の目標を
C値1.0以下として
気密測定を必ず実施する事!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.4km 14,954歩
トータル254日目(休んだ16日間含む)
総距離2,304.1km
総歩数3,046,363歩