2024/05/23
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します！
今回は、＜契約前にプラン思い込み図面チェックは必須①＞についてお話をします。
今日のお話は
「プラン思い込み図面チェック」のお話です。
注文住宅を
今から建てようと考えている方は
多分
何かの縁が有って
その工務店を選ばれたと思います。
大手ハウスメーカーの事は
今回は隣に置いておいて
地場の工務店での
お話をして行きます。
どこの工務店であっても
良い（同じ）という事は無いですね！
工務店の社長の考え方が違いますし
現場監督のレベルによっても
同じプランで建物を建てても
建物の質が天と地ほどの違いが出ます。
特に建物の耐久性能に関して
大きな差が出て来ます。
この大きな差を無くす方法として
一つは
契約前に
建物の仕様を確認する事です。
例えば
このブログにもよく話をしますが
外壁通気構法を完結できる様に
外壁通気見切りを
何処に設置する様になっているか？
これだけでも
キチンと確認するだけでも変わります。
これだけでもと書きましたが
この外壁通気見切りが
建物の耐久性能の要なのです！
耐震性能に関しては
許容応力度計算による
耐震等級３にするのであれば良いのですが
許容応力度計算までは
予算が無い場合は
柱と耐力壁の直下率をチェックする事と
構造区画を考えたプランなのかを
チェックする事が最低限の必要です。
出来れば
偏心率もチェックする事をお勧めします。
この二つだけを
キチンとチェック出来れば
耐久性能と耐震性能は
ひと先ずは安心ですね！
あと残りの
断熱性能と気密性能は
断熱性能に関しては
最低でも
２０３０年省エネ基準レベルの
断熱等級５以上になっているか？
２０２５年省エネ基準レベルでは
絶対にダメですからね！
気密性能に関しては
最低限でも
気密測定を実施して
Ｃ値１.０以下にする事になっているか？
を請負契約書に記載して貰う事です。
上記の内容
①耐久性能
②耐震性能
③断熱性能
④気密性能
以上４項目を
工務店に確認する事は
プロ施主レベルのエンドユーザーであれば
出来るかも知れませんが
一般のエンドユーザーでは
工務店に確認しようと思っても
訳が分からない内容だと思います。
なので
本来で有れば
工務店と請負契約をされる前に
当社の
「プラン思い込み図面チェック」を
依頼して欲しいのです。
下記資料①が
「プラン思い込み図面チェック」の内容です。
この「プラン思い込み図面チェック」で
シッカリと工務店と打合せが出来たなら
その打合せ内容を
請負契約書及び設計図書に記載すれば
安心ですね！
契約書及び設計図書に記載している事を
施工していなければ
契約不適合責任に問えますからね！
しかし
建物を建てるのは職人さんです。
この職人さんを取り仕切るのは
工務店の現場監督です。
さぁ～て
ここが次の課題になりますが
長くなったので
次回に回します！
今日の纏めとして
請負契約をする前に
その工務店のレベルを確認する為にも
「プラン思い込み図面チェック」を
依頼する事をお勧めします！
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離１１.６km １５,２９９歩
トータル２５５日目（休んだ１６日間含む）
総距離２,３１５.７km
総歩数３,０６１,６６２歩
