2024/05/25
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<プラン思い込み図面チェックで仕様を確定!>についてお話をします。
今日のお話は
今までの「新築各工程検査」の結果から
「プラン思い込み図面チェック」で
何をどの様にして決めるのか?
具体的に例を挙げてのお話です。
前回・前々回で
「プラン思い込み図面チェック」の
お話をしました。
この2回の説明で
「プラン思い込み図面チェック」の
必要性を理解してくれましたでしょうか?
「プラン思い込み図面チェック」で
決めた事や確認した事を
請負契約書又は設計図書に
シッカリと記載する事が大切です。
それをもとにして
「新築各工程検査」を依頼・実施すれば
一般的な工程検査の様に
表面的な各工程検査では無くて
施主側の意思に反した
建物にならない事を前提として
各工程検査が実施できます。
「基礎配筋検査」について
一般的な検査では
鉄筋の配筋が図面通り
施工されているかをチェックします。
基礎配筋検査で
一番問題になるのは
下記写真①の様に
ベタ基礎のかぶり厚さ足らずです。
上記写真①は
サイコロ(通称)で
鉄筋かぶり厚さ60㎜を
確保させるのですが
60㎜高さのサイコロでは
サイコロ下の砕石が沈んでしまい
かぶり厚さ60㎜は確保されません。
上記写真①の場合は
かぶり厚さは50㎜でした。
検査で指摘しても
その時は直しますが
コンクリート打ちの時は
職人が鉄筋の上に
上がって作業しますので
砕石が沈んでしまい
60㎜のかぶり厚さは
取れていないでしょうね!☜これが実状です。
それが分かっているので
「プラン思い込み図面チェック」を活用して
工務店の方へ
60㎜のかぶり厚さを
確保する為の対策を確認するのです。
事前に確認する事が出来ますので
もし何の対策も無い様でしたら
捨てコンを全面に打って貰うか
または
下記資料①の様な
補助材を使用して貰うか等を
依頼できます。
基礎配筋検査の時には
まだ設置していない
ホールダウンアンカーボルトの種類についても
事前に
「プラン思い込み図面チェック」で確認出来ますが
話が長くなるので記載は後日にします。
今日の纏めとして
基礎配筋検査の事例でお話した通り
今迄の
基礎配筋検査の検査内容をもとに
事前に
工務店との間で
施工方法を決めていれば
その施工方法で
工事を進めているかどうかで
施工精度も確保出来るし
工務店との関係も
スムーズに進むと思います。
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.0km 14,644歩
トータル257日目(休んだ16日間含む)
総距離2,338.0km
総歩数3,091,284歩