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プラン思い込み図面チェックで仕様を確定させる!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<プラン思い込み図面チェックで仕様を確定!>についてお話をします。

今日のお話は

今までの「新築各工程検査」の結果から

「プラン思い込み図面チェック」

何をどの様にして決めるのか?

具体的に例を挙げてのお話です。

 

 

前回・前々回で

「プラン思い込み図面チェック」の

お話をしました。

 

この2回の説明で

「プラン思い込み図面チェック」の

必要性を理解してくれましたでしょうか?

 

「プラン思い込み図面チェック」で

決めた事や確認した事を

請負契約書又は設計図書に

シッカリと記載する事が大切です。

 

それをもとにして

「新築各工程検査」を依頼・実施すれば

 

一般的な工程検査の様に

表面的な各工程検査では無くて

 

施主側の意思に反した

建物にならない事を前提として

各工程検査が実施できます。

 

 

「基礎配筋検査」について

一般的な検査では

鉄筋の配筋が図面通り

施工されているかをチェックします。

 

基礎配筋検査で

一番問題になるのは

 

下記写真①の様に

ベタ基礎のかぶり厚さ足らずです。

 

【写真①】

 

 

上記写真①は

サイコロ(通称)で

鉄筋かぶり厚さ60㎜を

確保させるのですが

 

60㎜高さのサイコロでは

サイコロ下の砕石が沈んでしまい

かぶり厚さ60㎜は確保されません。

 

上記写真①の場合は

かぶり厚さは50㎜でした。

 

検査で指摘しても

その時は直しますが

 

コンクリート打ちの時は

職人が鉄筋の上に

上がって作業しますので

 

砕石が沈んでしまい

60㎜のかぶり厚さは

取れていないでしょうね!☜これが実状です。

 

それが分かっているので

「プラン思い込み図面チェック」を活用して

 

工務店の方へ

60㎜のかぶり厚さを

確保する為の対策を確認するのです。

 

事前に確認する事が出来ますので

もし何の対策も無い様でしたら

 

捨てコンを全面に打って貰うか

または

下記資料①の様な

補助材を使用して貰うか等を

依頼できます。

 

【資料①】

 

 

基礎配筋検査の時には

まだ設置していない

ホールダウンアンカーボルトの種類についても

 

事前に

「プラン思い込み図面チェック」で確認出来ますが

話が長くなるので記載は後日にします。

 

 

今日の纏めとして

基礎配筋検査の事例でお話した通り

 

今迄の

基礎配筋検査の検査内容をもとに

 

事前に

工務店との間で

施工方法を決めていれば

 

その施工方法で

工事を進めているかどうかで

 

施工精度も確保出来るし

工務店との関係も

スムーズに進むと思います。

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離11.0km 14,644歩

トータル257日目(休んだ16日間含む)

総距離2,338.0km

総歩数3,091,284歩