2024/06/02
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
■住宅診断料金
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今回は、<現場監督や職人のレベルが低い建物は?>についてお話をします。
今日のお話は
ある分譲住宅工事現場でのお話です。
ワクワクドキドキの
ウォーキングで見つけた
外壁サイディング工事中の現場です。
下記写真①の
赤丸部分を見て下さい。
何と
外壁防水下地が
何も施工されていません!
はてはて???? 何で?
この現場を見たら
こちらの頭の回転が止まってしまいました!
普通一般的な納まりは
サッシ廻りに防水両面テープを貼って
透湿防水シートを張るか
下記写真②の様に
先張りシートで施工するのだけど・・・・・。
下記資料①は
開口部廻りの標準的な
防水施工方法を書いています。
工務店が
自社の標準納まりを
上記資料①のどちらかで施工する事を
事前に職人に指示をしていれば
上記写真①の様な不具合施工は
なかったのではないでしょうか?
もし
現場監督が
職人に指示をしていたとしても
現実の施工が
指示通りに出来ていません。
という事から判断すると
現場監督は
現場監理の仕事をしている様で
実際は
現場の段取り屋さん
なのかもしれませんね!
つまり
施工は職人さん任せで
工事工程や商品の手配が
現場監督の仕事だと
勘違いしているのでしょう!
上記写真①の
不具合と言うより
「欠陥」と言った方が良いのかな?
もし
上記写真①の状態のまま
外壁サイディングを仕上げてしまったら
例え
引渡し前に住宅診断を実施しても
不具合を発見する事が出来ないですね!
今日の纏めとして
新築分譲住宅でも注文住宅でも
結局は
職人が施工します。
その職人のレベルが
良ければ良いのですが
実際はピンキリです。
新築分譲住宅の場合は
完成後しか住宅診断が出来ませんので
見えない箇所の
施工の良し悪しまではチェック出来ません。
運に任せるしかないです!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」を依頼して
完成後に見えなくなる部分を
事前に検査する方法が有りますので
是非
「新築各工程検査」を活用してみて下さい!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離13.0km 17,312歩
トータル265日目(休んだ16日間含む)
総距離2,429.7km
総歩数3,213,165歩