2024/06/12
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今回は、<ユニットバス下部の人通口断熱蓋は既製品を!>についてお話をします。
今日のお話は
ユニットバス下部人通口の基礎断熱蓋のお話です。
下記写真①は
新築注文住宅の住宅診断で見つけた
ユニットバス下部人通口の
基礎断熱蓋の施工写真です。
シッカリとすき間を
発泡ウレタンを吹付けて塞いでいます。
上記写真①の状況の場合
住宅診断では
塞いでいる断熱材を外してから
ユニットバス下の
配管漏水の有無等のチェックは致しません。
何故ならば
断熱材を取り外した後に
再び元通りに断熱蓋で塞ぐ事は
簡単では有りませんし
その後の
断熱性能の保証が出来ませんから。
しかしながら
上記写真①の施工は
お施主さんにとっては
全然優しくありませんね!
何かの点検で
ユニットバス下の給排水管などの点検で
この発泡ウレタンで
シッカリとすき間を塞いだ蓋を
取る事は容易ではないし
点検後に
この蓋を元通りに復旧する事は
時間と労力を使います。
この為に
費用も余分にかかってしまいます。
まぁ
一度もユニットバス下の排水管などの点検を
する必要がなければ良いですが・・・・。
排水管の漏水が無いとしても
下記写真②の様に
基礎断熱材の
断熱欠損の可能性が有ります。
上記写真②の写真は
以前
床の傾斜と基礎ひび割れ調査を
実施した時の写真です。
この建物も
上記写真①の様に
人通口部分の断熱蓋を
発泡ウレタンで
シッカリとすき間を塞いでいました。
基礎のひび割れ調査をする為に
施工工務店に外して貰ったのです。
そしたら
上記写真②の様な
断熱欠損が発覚したのです。
この事件以来
上記写真①の様な
施工方法をしないで
下記写真③の様に
既製品を使用する様に
工務店には指導しています。
今日の纏めとして
ユニットバス下部の
人通口部分の基礎断熱蓋は
上記写真③の様に
既製品のキソ点検口を使用しませんか?
注文住宅を計画中の方は
床断熱工法で
施工するのであれば
ユニットバス下部の基礎立上り面には
基礎断熱工法で施工しなくてはなりません。
この時には
既製品のキソ点検口を使用する様に
必ず工務店に伝えましょう!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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