2024/06/18
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今回は、<住宅用ユニット鉄筋はすき間不足に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
住宅用ユニット鉄筋のお話です。
何故
この話をするかと言うと
住宅の殆どの基礎がベタ基礎で
しかも
工場で溶接加工して来た鉄筋を
現場で組合わす基礎が主流になっています!
この基礎鉄筋の事を
一般的に
「住宅用ユニット鉄筋」と言われれいます。
因みに
「住宅用ユニット鉄筋」とは
基礎立上り部の主筋とあばら筋
腹筋とあばら筋を工場で
特殊スポット溶接により
接合されて鉄筋部材の事です。
まぁ
木造プレカットと同じ様に
工場で鉄筋カットと
部品(ユニット)ごとに
組み立てをして来るので
メリットとしては
基礎業者の
現場作業の時短と均一の品質が保たれます。
デメリットとしては
現場作業員の
スキル・熟練度が必要無くなり
長い目で見れば
人間の能力が無くなってしまいますね!
もう一つのデメリットとして
下記写真①を見て下さい。
主筋鉄筋のあき寸法足らずが
増えて来ますね!
何故ならば
鉄筋がユニットで現場に搬入され
それを組み立てるだけの
単純作業になりますので
きつい事を言えば
そこには
鉄筋組立の為の
スキル持った親方がいない事が原因ですね!
因みに
組み立て方法は
定着筋によって
各ユニットを接合する方法になりますので
基礎Tの字部分等の
主筋定着部分のすき間が
上記写真①の様に
無くなってしまう現象が発生します。
今日の纏めとして
住宅用ユニット鉄筋を使用する現場が
今では主流になって来ていますので
基礎鉄筋配筋の検査は
上記の鉄筋のすき間チェックと
ベース筋のかぶり厚さチェック
そして
下記写真②の様に
基礎コンクリート貫通部分の
補強筋・かぶり厚さチェックは必須になりますね!
上記写真②は
厳密に言うと
基礎貫通スリーブ管と
補強筋・あばら筋との
かぶり厚さの3cmが不足していますね!
検査する立場としては
そこ迄も指摘をして行きます。
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
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今回は、これで終わります。
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