2024/06/26
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
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今回は、<既存住宅瑕疵保険付きだから安心な住宅?>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅瑕疵保険のお話です。
よく買取再販業者が販売する
既存住宅を購入される方が
大変大きな
勘違いをされている様です。
それは
既存住宅瑕疵保険が
付保される建物だから
安心と勘違いされている事です。
何が勘違いしているのかを
簡単にお話をしてみます。
既存住宅で
瑕疵や欠陥が発見される確率が高いのは
小屋裏と床下です。
既存住宅瑕疵保険に加入する為に
検査事業者が既存建物を検査しますが
その検査項目の中の
小屋裏や床下の検査は
天井点検口や床下点検口から
頭を突っ込んで
見える範囲しかチェックしていません。
小屋裏や床下の大部分は
検査出来ていないのです。
それでも安心だと言えますか?
安心と考える人は
既存住宅瑕疵保険で
雨漏りなどの瑕疵で被害に遭っても
既存住宅瑕疵保険で
補修して貰えるから安心だと考えています。
これは
現実を見ていない又は知らない
大きな勘違いなのです。
雨漏りで室内が濡れてしまっても
直ぐには直せません。
雨漏りの原因を見つけ出す為に
何日もその状態のままです。
(もちろん再び雨漏りがしない様に
応急処置はします。)
場合によっては
建物の外周に足場を組み建てて
何日も職人が足場の上や
屋根の上を上がったり下りたりします。
雨漏りが屋根からとしても
雨漏りが間仕切壁や外壁内部に
浸入している可能性が有りますので
被害状況を調査する為に
場合によっては
室内の天井や壁を
剥がす必要も出て来ます。
これには
家族全員が
相当なストレスを感じてしまいますね!
雨漏り箇所の特定が出来れば
今度は
それを直す方法を
考えなくてはなりません。
ここで
更に問題が出る場合が有ります。
つまり
この雨漏りの原因を根本から直すのか?
それとも
表面だけのその場凌ぎの補修になるのか?
これは
買取再販業者側が調査して
その結果を瑕疵保険法人に報告します。
つまり
買取再販業者が
瑕疵保険法人に対して
表面だけの
その場凌ぎの補修で見積もりを提出して
それを瑕疵保険法人が了承したら
表面だけの
その場しのぎの方法で補修されます。
既存住宅瑕疵保険の保険期間は
最長で5年間です。
その5年間が過ぎた後に
もし雨漏りが再発しても
今度はもう買取再販業者は
簡単には動きませんからね!
他にも
雨漏りを補修しようとした場合
場合によっては
一時仮住まい(アパート)などに
避難しなくてはならないかもしれません。
小学生のお子さんがいた場合
同じ学区内に仮住まいに
引っ越し出来れば良いのですが
この様な事もストレスになります。
最悪な場合は
夫婦喧嘩の原因にもなりかねません。
これが現実なのです。
家族内が修羅場になりかねませんよ!
今日の纏めとして
それでもまだ
既存住宅瑕疵保険が
付保される建物だから安心だと言いますか?
だから
何度でも言いますが
既存住宅を契約する前に
必ず
小屋裏・床下に入っての調査を含めた
住宅診断を実施しましょう!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離9.2km 12,099歩
トータル289日目(休んだ16日間含む)
総距離2,699.5km
総歩数3,570,728歩