2024/06/27
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今回は、＜新築住宅で天井に水シミが有る場合は要注意！＞についてお話をします。
今日のお話は
新築住宅瑕疵保険の免責のお話です。
特約が無い限り
新築住宅の瑕疵保険の
保証期間は１０年間です。
注文住宅で有れば
この１０年間の内
６か月（３か月）点検・１２か月点検
最後に２４か月点検の３回くらいは
定期点検が実施され
不具合が
有れば無償で補修して貰えると思います。
ここで考えて欲しいのは
２４か月以降の事です。
２４か月以降から
瑕疵保険の保証期間の１０年間迄は
年に一度くらいは
建物全体を自分自身で
メンテナンスチェックしませんか？
何故ならば
建物に隠れた施工不良が有った場合
２年目以降に
じゅわじゅわと不具合が拡大して行き
不具合の症状が
目に見える形で出て来る場合が有ります。
この症状を
初期の早い段階で見つけて欲しいのです。
遅くとも
１０年間の保険期間が過ぎる前に！
例えば
天井の水シミで言えば
何らかの不具合が有って
それが原因で
天井に水シミが出来た場合
初期の段階で
その不具合の原因を突き止めれば
少しは補修する方も楽ですね！
新築住宅瑕疵保険は
下記資料①の様に
「構造耐力上主要な部分」と
「雨水の浸入を防止する部分」に関して
保険対象になります。
なので
１０年以内であれば
一日も早く天井の水シミの本当の原因を
突き止める事が必要です。
がしかし
天井の水シミの原因が
上記資料①の中の
「雨水の浸入を防止する部分」ではない
つまり雨漏りでなかった場合や
ハッキリと原因が
突き止められなかった場合で
保険期間の１０年間が過ぎた場合は
雨漏りの様に大きな被害が出ない
天井の水シミ程度であれば
工務店も売主も
もう責任は取らなくなるでしょうね！
この場合は
雨漏りの原因が
ハッキリと突き止められず
且つ
天井の水シミ症状が依然として
出て来る場合は
雨漏りではない
他の原因の可能性が有ります。
よく有る原因は「結露」です。
この「結露」の場合は
瑕疵保険の保険対象外で
免責になりますので
瑕疵保険の保険金が降りません。
なので
工務店または売主が
天井の水シミの原因が
「結露」だと分かっていても
その事は隠している可能性が有ります。
何故ならば
建物を建てた工務店又は売主が
自費で補修しなければなりませんから。
はい！
ここからが重要なポイントです。
天井の水シミの原因が
ハッキリと分からない場合は
その原因を突き止める為に
知り合いの建築士か
第三者のインスペクターに
調査依頼をしましょう！
ハッキリとした原因が分かれば
工務店または売主に補修依頼が出来ます。
ただし
２４ケ月（２年）が過ぎた場合
工務店または売主が
すんなりと補修するかどうかは別です。
今日の纏めとして
天井に水シミの症状が有る場合で
その水シミの原因が
ハッキリと分からなかった場合は
早い段階で
知り合いの建築士か
第三者のインスペクターに
調査して貰いましょう！
原因が
「結露」の場合は
それを補修する工事は
意外と大きな工事になりますので
天井の水シミだと安易に考えない様に！
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離１１.０km １４,４８２歩
トータル２９０日目（休んだ１６日間含む）
総距離２,７１０.５km
総歩数３,５８５,２１０歩
