2024/07/15
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
■住宅診断料金
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今回は、<住宅診断で見抜けない不具合事象が!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅や注文住宅を
完成後に住宅診断を実施しても
見抜けない不具合事象が有りますよ!
と言うお話です。
例えば
新築住宅の住宅診断で
最初に実施する調査は
外廻りの仕上げ状況をチェックします。
外壁廻りで言えば
①サッシ廻りの防水処理に問題は無いか?
②外壁仕上げ材の継手部分に
シーリングが打ち忘れなどが無いか?
③給気口等の外壁を貫通している廻りの
防水処理に問題は無いか?
大まかに言えば
上記3項目をチェックして行きます。
しかしこれは
外壁仕上げ面の1次防水部分だけを
チェックしているに過ぎないのです。
例えば
外壁仕上げ面の1次防水部分に
何か不具合が発生して
そこから外壁内部に
雨水が浸入する場合があります。
この場合は
2次防水部分として
外壁下地面に張られている透湿防水シートで
雨水浸入を防いでくれます。
しかし運悪く
下記写真①、②の様に
その外壁透湿防水シートが
キチンと施工されていない箇所に
雨水が浸入してしまうと
雨水は壁内部に浸入して
室内に雨漏りが発生してしまうのです。
上記写真①は
バルコニー手摺と外壁との取合い部分の
施工不良事例の写真です。
上記写真②は
外壁貫通部分の吸気口パイプ廻り部分の
施工不良事例の写真です。
つまり
建物が完成した後に
住宅診断を実施したとしても
仕上がってしまった後では
内部下地の施工不良の有無迄は
チェック出来ないのです。
屋根の場合も同じです。
この様な理由で
見抜けない不具合が出てしまいます!
なので
工事途中に検査が出来る状態であれば
新築各工程検査を依頼して下さい。
当社の新築各工程検査では
下記4つの検査は必須ですよ!
①基礎配筋検査
④金物・構造躯体検査
⑤外部防水下地検査
⑥断熱材充填検査
今日の纏めとして
建物が完成後の住宅診断では
見抜けない不具合が出て来ますので
工事途中の検査が出来るのであれば
新築各工程検査を依頼して下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.6km 15,402歩
トータル308日目(休んだ16日間含む)
総距離2,901.0km
総歩数3,837,872歩