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「型式適合認定」住宅はブラックボックス!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

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今回は、<「型式適合認定」住宅はブラックボックス!>についてお話をします。

今日のお話は

基礎鉄筋の定着及び重ね継手の長さ

のお話です。

 

下記写真①は

ワクワクドキドキのウォーキングで見つけた

基礎現場の鉄筋配筋の写真です。

 

写真の説明をしますと

基礎T字部分の下側主筋の定着長さが

 

下記資料①の

鉄筋コンクリート構造配筋標準図の

鉄筋の定着長さが記載されている

35dの長さが有るとは見えません。

 

下側主筋が

Tの字に交差する手前で止まっています。

 

その代わりに下側主筋は

交差部分のもう一方から

定着筋?と思われる鉄筋(補強筋)と

重ね継手されています。

 

この重ね継手部分の長さは

40dの長さは確保されていると思われます。

 

しかし

この定着筋?と思われる鉄筋(補強筋)は

下側主筋が有る基礎梁でないもう一方の基礎梁に

35dの長さが定着されていません。

 

?????・・・・・。

 

【写真①】

 

 

【資料①】

 

 

上記写真①の建物は

大手鉄骨ハウスメーカーのアパート?を

新築している現場の写真です。

 

この基礎配筋を見て

全然定着長さが足らないじゃないか?

何故?????・・・・

 

大手ハウスメーカーだから

基礎配筋にも「型式適合認定」を

取得しているからなのか?

 

大手ハウスメーカーの軽量鉄骨等の場合

全て「型式適合認定」の建物ですから

 

木造軸組工法の様な一般的な建物の様に

突っ込んだ検査は難しいですね!

表面的な検査になります。

 

 

今日の纏めとして

「型式適合認定」を取得している

大手ハウスメーカーの場合は

 

「型式適合認定」という

ブラックボックス部分は検査できませんが

 

それでも

住宅診断や新築各工程検査は必須ですよ!

 

何故ならば

工事は職人の手が入りますから!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離10.5km 14,085歩

トータル309日目(休んだ16日間含む)

総距離2,911.5km

総歩数3,851,957歩