2024/07/17
Y&Y設計事務所は
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今回は、<築10年目以降の住宅延長瑕疵保険は重要!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅の
点検・メンテナンスに関する
注意点のお話です。
新築分譲住宅を購入された場合の
最初の節目は
多くの場合
注文住宅の様に
24か月内で定期的な
アフターメンテナンスは有りません。
引渡し時(決済時)に
下記資料①の様な
アフターサービス基準が書かれた書類を説明され
それぞれの保証期間内で不具合が有れば
連絡下さいと言う様な内容です。
これに沿って
何かの不具合に気が付いた時点で
売主側に
手直しを依頼するのは良いのですが
同じ様な不具合を
頻繁に補修依頼の連絡をしていると
実際に補修する工務店の対応が
鈍くなりがちになり
終いには
補修に来なくなる場合も無きしも非ずです!
なので
注文住宅の様に
例えば
3か月(6か月)・12か月・24か月と
3回の期間を自分で決めておき
その期間になる前に
自分で建物の点検をして
不具合箇所を纏めて
補修依頼をされる事をお勧めします。
そうすれば
補修する工務店も
前向きに補修してくれると思いますよ!
これが
24か月間の
無償保証期間を有効に使用するコツです。
次の節目は
住宅瑕疵保険期間の10年間です。
決済・引渡し時に
分からなかった
施工不良が有った場合
この10年間で
雨漏りに関して言えば
屋根・外壁・サッシ等の開口部の
1・2次防水が突破されて
雨漏りが発生する場合が有ります。
この場合は
雨漏りの原因をシッカリ見極めて
工務店持ちの費用で
住宅瑕疵保険を利用して
補修してくれるハズですので
それなりに安心です。
ただし
住宅瑕疵保険が適用される
保険対象は
下記資料②の
構造耐力上主要な部分と
雨水の浸入を防止する部分
に関してのみなので要注意!
ここからが
今日の本題になります。
上記と同じ様に
引渡し時に分からなかった
施工不良が有った場合で
その施工不良部分が
じゅわじゅわと経年劣化を伴って
不具合が拡大して
住宅瑕疵保険期間の
10年間を過ぎてから
例えば
雨漏り事故が発生する場合も有ります。
下記記載している様に
瑕疵保険期間10年間を過ぎてからの
事故発生率の統計が出ています。
住宅瑕疵保険の10年間で
保険対象になる事故発生率を
100%とした場合
20年間の間に発生する
構造耐力上主要な部分と
雨水の浸入を防止する部分の
事故発生率は835%
損害額も
同じ様に324%という統計が有ります。
これは
何を意味しているかと言うと
建物は
年数が経てば経つほど
劣化が進みますので
定期的に適切な
塗替えメンテナンスを怠ると
雨水の浸入を防止する部分
に関して言えば
屋根・外壁・サッシ等の
開口部廻りからの
雨漏り事故が増大するという事です。
築10年以内の
住宅瑕疵保険も重要ですが
築11年以降にも
瑕疵保険に入っていた方が
安心と考える所以です。
この事から考えて
「住宅延長瑕疵保険」に
加入される事をお勧めします。
今日の纏めとして
新築住宅の場合は
築10年間の事故発生率よりも
築20年までの事故発生率が約8倍
事故損害額は約3倍になっている
統計が有る事から
住宅瑕疵保険10年間が切れる前に
「住宅延長瑕疵保険」に
加入される事をお勧めします。
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.5km 15,095歩
トータル310日目(休んだ16日間含む)
総距離2,923.0km
総歩数3,867,052歩