2024/07/25
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今回は、<基礎立上り高さ250㎜の場合は床下作業は?>についてお話をします。
今日のお話は
基礎立上り高さのお話です。
前回のブログで
注文住宅の工事現場で
基礎立上り高さが250㎜のお話をしました。
この時の内容は
ホールダウンアンカーボルトの
埋め込み深さのお話で
例え
ホールダウンアンカーボルトの
埋め込み長深さが200㎜でOKだとしても
基礎の立上りが低い場合は
ホールダウンアンカーボルトを
ベースコンを打つ時に
ベース(底盤)に埋まる様に
設置して欲しいですね!と言う内容でした。
今日の内容は
ホールダウンアンカーボルトの
埋め込み深さのお話ではなく
一般的な工事工程では
1階厚床合板を施工した後に
床下に入って防蟻処理を実施します。
この時に
基礎立上り高さが
基礎ベース天より250㎜であった場合
果たして
職人が床下に入って作業が出来るでしょうか?
と言う問題定義です。
私見としてお話をすると
作業は出来ないと判断します。
しかし
実際に基礎立上り高さを250㎜の現場が実在します。
個人的には興味津々でチェックさせて頂くのですが・・・・。
下記写真①を見て下さい
この写真の基礎立上り高さは350㎜です。
350㎜の高さでも
排水管を乗り越えて排水管の反対側へ
行こうとするだけでも大変です。
上記写真では
まだ厚床合板を張っていないので
実感が湧かない方がいるかもしれませんね!
私達ホームインスペクターは
住宅診断時に床下に入って調査を実施します。
私も何回も床下に入って
難儀しながら調査を実施している事が
現状なのです。
それが
この写真より100㎜立上り高さが低いのです。
床下防蟻処理の場合は
手を延ばして防蟻剤を
噴霧できるかもしれませんが
設備業者は
排水管を越えてから
トイレの給排水管を
接続する作業をしなくてはなりません。
つまり
トイレの真下に入って
作業をしなくてはなりません。
上記1枚目の写真より
基礎立上り高さが100㎜低ければ
排水管を越える事は出来ない事が
想像できませんか?
なので
実際に基礎高さを
250㎜で施工している現場が
どの様に進捗するのかが????なのです。
何か解決策が有るのでしょうか?
住宅診断で床下に入る事は無理です。
ホントに興味津々ですね!
今日の纏めとして
基礎立上り高さを決める時は
床下に入って作業する
メンテナンスの事も考えませんか?
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離12.4km 16,334歩
トータル318日目(休んだ16日間含む)
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