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基礎立上り高さ250㎜の場合は床下に入っての作業が出来るのか?

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今回は、<基礎立上り高さ250㎜の場合は床下作業は?>についてお話をします。

今日のお話は

基礎立上り高さのお話です。

 

前回のブログで

注文住宅の工事現場で

基礎立上り高さが250㎜のお話をしました。

 

この時の内容は

ホールダウンアンカーボルトの

埋め込み深さのお話で

 

例え

ホールダウンアンカーボルトの

埋め込み長深さが200㎜でOKだとしても

 

基礎の立上りが低い場合は

ホールダウンアンカーボルトを

ベースコンを打つ時に

ベース(底盤)に埋まる様に

設置して欲しいですね!と言う内容でした。

 

 

今日の内容は

ホールダウンアンカーボルトの

埋め込み深さのお話ではなく

 

一般的な工事工程では

1階厚床合板を施工した後に

床下に入って防蟻処理を実施します。

 

この時に

基礎立上り高さが

基礎ベース天より250㎜であった場合

 

果たして

職人が床下に入って作業が出来るでしょうか?

と言う問題定義です。

 

私見としてお話をすると

作業は出来ないと判断します。

 

しかし

実際に基礎立上り高さを250㎜の現場が実在します。

個人的には興味津々でチェックさせて頂くのですが・・・・。

 

下記写真①を見て下さい

この写真の基礎立上り高さは350㎜です。

 

【写真①】

 

 

350㎜の高さでも

排水管を乗り越えて排水管の反対側へ

行こうとするだけでも大変です。

 

上記写真では

まだ厚床合板を張っていないので

実感が湧かない方がいるかもしれませんね!

 

私達ホームインスペクターは

住宅診断時に床下に入って調査を実施します。

 

私も何回も床下に入って

難儀しながら調査を実施している事が

現状なのです。

 

それが

この写真より100㎜立上り高さが低いのです。

床下防蟻処理の場合は

手を延ばして防蟻剤を

噴霧できるかもしれませんが

 

設備業者は

排水管を越えてから

トイレの給排水管を

接続する作業をしなくてはなりません。

 

つまり

トイレの真下に入って

作業をしなくてはなりません。

 

上記1枚目の写真より

基礎立上り高さが100㎜低ければ

排水管を越える事は出来ない事が

想像できませんか?

 

なので

実際に基礎高さを

250㎜で施工している現場が

どの様に進捗するのかが????なのです。

 

何か解決策が有るのでしょうか?

 

住宅診断で床下に入る事は無理です。

 

ホントに興味津々ですね!

 

 

今日の纏めとして

基礎立上り高さを決める時は

床下に入って作業する

メンテナンスの事も考えませんか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

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売主側「建物状況調査報告書」に対しては

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他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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