2024/07/28
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今回は、<耐久性能から考えた車庫天井裏納まりとして!>についてお話をします。
今日のお話は
車庫上階に居室が有るプランで
車庫天井裏空間の考え方のお話です。
今まで
車庫天井裏に
外壁通気からの外気を入れるべきか?
その場合は
車庫天井に屋根裏の外気を出す為の
通気金物を設置すべきかどうか?
等々を色々悩んでいました。
今回は
私見としての結論を纏めてみました。
結論から言うと
外壁通気を天井裏に入れないで
天井と外壁との取合いに通気金物を設置して
外壁通気を外部に出す方法が良いと考えました。
外壁通気を天井裏に入れない!
ただし
その時の条件として
車庫上階居室の外気に接する床の断熱材を
下記写真①の様な
結露を遮り且つ吸水・吸湿性が殆ど無い
押出法ポリスチレンフォームなどの様な
例えば
カネカテック㈱のカネライトフォームなど
であれば良いと考えます。
しかし
下記写真②の様に
室内側の車庫外壁上部天井裏の
外壁透湿防水シートが
梁上まで張り上げていない場合はNGです。
何故ならば
室内側からの湿気が
車庫天井裏に入り込み
車庫天井材を
劣化させる可能性が大きくなるからです。
車庫天井裏に限らず
玄関ポーチの天井上部に
居室が有る場合も同じ考え方になります。
今日の纏めとして
今まで悩んでいた
施工の納まりでしたが
今後は
上記内容で統一して行きたいと考えます。
ただし
法的な納まりが決まっていませんので
極端に言えば何でも有りです。
しかし
住宅の耐久性能の事を考えた場合
上記の内容が一番良い方法と考えました。
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
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今回は、これで終わります。
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