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注文住宅の間取りを考える時の重点②として!

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今回は、<注文住宅の間取りを考える時の重点②として!>についてお話をします。

今日のお話は

前回のブログの続きで

注文住宅の間取りを考える時に

何に重点を置いたら良いかのお話です。

 

前回は

①耐久性能

②耐震性能のお話でしたが

 

今回は

4つの性能の残りの

③断熱性能

④気密性能

のお話をしてみます。

 

 

最初に

③断熱性能UA値については

 

2025年省エネ基準が義務化され

6地域(以降は6地域での数値)では

UA値が0.87以下(断熱等級4)

 

そして

2030年省エネ基準は

ZEH基準相当になる

UA値が0.60以下(断熱等級5)

になる予定です。

 

がしかしその後には

UA値が0.46以下(断熱等級6)

が待っていますので

 

少し金額が高くなりますが

UA値が0.46以下(断熱等級6)は欲しいですね!

 

下記資料①は

断熱等級が分かる資料です。

 

【資料①】

 

 

がしかし

住宅の省エネ対策では

断熱性能の数値だけを良くしても

実際は片手落ちなのです。

 

分かり易く言うと

断熱性能を上げるには

断熱材の厚さを厚くする事ですが

 

いくら断熱材を厚くしても

すき間がスースー開いていれば

 

夏期であれば

冷房を止めると

暖気が断熱材のすき間から入って来て

折角冷やしていた室内が

直ぐ暑くなってしまいます。

 

この冷房の効率を良くする為に

断熱材のすき間を無くせば

 

簡単に暖気が室内に入って来れないので

室内は冷やされた状態が長続きします。

 

これを考えたのが

④の気密性能C値なのです。

 

このC値とは

相当隙間面積とも呼ばれ

 

具体的には

建物の床面積あたり

どれだけのすき間が有るかを

数値化したものです。

C値(c㎡/㎡)は

家全体のすき間面積(c㎡)/ 床面積(㎡)

 

上記のC値の目標値は

一般的に言えば

高断熱・高気密住宅で言えば

C値が1.0(c㎡/㎡)以下ですが

 

このC値の場合は

年数が経つにつれて

どうしても数値が数値が落ちて来るので

 

新築時のC値の目標値は

0.5(c㎡/㎡)以下にされる事をお勧めします。

 

断熱性能UA値と違って

机上の計算ではC値は出ません。

 

中間時と完成時にそれぞれ一回

気密測定を実施する事は必須です!

 

気密測定の費用は

おおよそ55,000円/1回 くらいです。

 

 

今日の纏めとして

③断熱性能の目標値は

UA値を0.46(断熱等級6)

 

④気密性能の目標値は

C値を0.5以下

 

注文住宅で有れば

この二つの数値を

必ず実現させて下さいね!

 

次回は

⑤バルコニーを設置しない

⑥太陽光パネル設置の為の屋根形状

⑦居室を小さく区分けしない

をアップする予定です!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離11.3km 14,812歩

トータル333日目(休んだ16日間含む)

総距離3,192.4km

総歩数4,222,239歩