2024/08/09
Y&Y設計事務所は
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今回は、<注文住宅の間取りを考える時の重点②として!>についてお話をします。
今日のお話は
前回のブログの続きで
注文住宅の間取りを考える時に
何に重点を置いたら良いかのお話です。
前回は
①耐久性能
②耐震性能のお話でしたが
今回は
4つの性能の残りの
③断熱性能
④気密性能
のお話をしてみます。
最初に
③断熱性能UA値については
2025年省エネ基準が義務化され
6地域(以降は6地域での数値)では
UA値が0.87以下(断熱等級4)
そして
2030年省エネ基準は
ZEH基準相当になる
UA値が0.60以下(断熱等級5)
になる予定です。
がしかしその後には
UA値が0.46以下(断熱等級6)
が待っていますので
少し金額が高くなりますが
UA値が0.46以下(断熱等級6)は欲しいですね!
下記資料①は
断熱等級が分かる資料です。
がしかし
住宅の省エネ対策では
断熱性能の数値だけを良くしても
実際は片手落ちなのです。
分かり易く言うと
断熱性能を上げるには
断熱材の厚さを厚くする事ですが
いくら断熱材を厚くしても
すき間がスースー開いていれば
夏期であれば
冷房を止めると
暖気が断熱材のすき間から入って来て
折角冷やしていた室内が
直ぐ暑くなってしまいます。
この冷房の効率を良くする為に
断熱材のすき間を無くせば
簡単に暖気が室内に入って来れないので
室内は冷やされた状態が長続きします。
これを考えたのが
④の気密性能C値なのです。
このC値とは
相当隙間面積とも呼ばれ
具体的には
建物の床面積あたり
どれだけのすき間が有るかを
数値化したものです。
C値(c㎡/㎡)は
家全体のすき間面積(c㎡)/ 床面積(㎡)
上記のC値の目標値は
一般的に言えば
高断熱・高気密住宅で言えば
C値が1.0(c㎡/㎡)以下ですが
このC値の場合は
年数が経つにつれて
どうしても数値が数値が落ちて来るので
新築時のC値の目標値は
0.5(c㎡/㎡)以下にされる事をお勧めします。
断熱性能UA値と違って
机上の計算ではC値は出ません。
中間時と完成時にそれぞれ一回
気密測定を実施する事は必須です!
気密測定の費用は
おおよそ55,000円/1回 くらいです。
今日の纏めとして
③断熱性能の目標値は
UA値を0.46(断熱等級6)
④気密性能の目標値は
C値を0.5以下
注文住宅で有れば
この二つの数値を
必ず実現させて下さいね!
次回は
⑤バルコニーを設置しない
⑥太陽光パネル設置の為の屋根形状
⑦居室を小さく区分けしない
をアップする予定です!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.3km 14,812歩
トータル333日目(休んだ16日間含む)
総距離3,192.4km
総歩数4,222,239歩