2024/08/10
Y&Y設計事務所は
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今回は、<注文住宅の間取りを考える時の重点③として!>についてお話をします。
今日のお話は
前回のブログの続きで
注文住宅の間取りを考える時に
何に重点を置いたら良いかのお話です。
前回は
③断熱性能
④気密性能のお話でしたが
今回は
⑤バルコニーを設置しない
⑥太陽光パネル設置の為の屋根形状
⑦居室を小さく区分けしない
のお話をしてみます。
最初に
⑤バルコニーを設置しないについては
最近の住宅プランでは
バルコニーを設置しない
プランが増えて来ています。
では何故
バルコニーが無いプランが増えているのか?
1つ目の理由は
PM2.5と花粉症によって
洗濯物を外に干せなくなった事。
2つ目の理由は
バルコニーが有る事で
防水処理上の施工問題です。
つまり
雨漏りの原因になり易い事です。
3つ目の理由は
高断熱・高気密住宅が
増えて来た事から
断熱・気密施工に重要な
断熱・気密層の連続性が
難しくなる事が理由です。
ただし
バルコニーを設置しない代わりに
約3帖ほどのドライルームを
設置する事が前提です!
出来れば洗面脱衣室の隣に
配置する事が望ましいですね!
更に言えば
ガスで乾燥させる乾燥機を
洗面脱衣室の洗濯機の上側に
設置する事もお勧めです!
次に
⑥太陽光パネル設置の為の屋根形状については
2050年に向けての
脱炭素社会に向けた住宅として
2030年省エネルギー基準では
ZEH基準水準の省エネ性能が
確保される事を目指していて
つまり
太陽光発電パネルを
設置する事を目標とされています。
2030年は後6年足らず
6年後には
太陽光発電が
標準化される可能性が大きいのです。
その事を考えた場合は
今すぐ太陽光発電パネルを設置しないとしても
6年後の事を考えて
より太陽光発電システムを
有効に発電させる為に
今から計画する住宅は
屋根の形状を考える事が重要と考えます。
如何ですか?
更に次に
⑦居室を小さく区分けしないについては
2000年前半では
夫婦2人と子供2人を考えた4LDKが
分譲住宅では基本になっていました。
しかし
夫婦2人と子供が1人が増えている中で
使用しない部屋を
作る必要性が有るのだろうか?
って考えた場合
4LDKと同じ床面積でも
3LDKの間取りで吹抜けを設けて
目標として
1台のエアコンで
冷暖房がまかなえる様な間取りに
すべきではないだろうか?と言う提案です。
如何でしたか?
以上で
計3回に分けて
住宅の間取りを考える時の重要点を
大雑把に纏めてみました。
今日の纏めとして
新築分譲住宅の売主の考え方の多くは
デザイン性と低コストで
昔ながらの
4LDKからの発想の転換が出来ないまま
下請け業者にコスト削減を迫る事で
完成した建物の
目に見えない部分の品質がどうなるのか?
想像できると思います。
注文住宅の場合は
施主側の
プランの要望を入れる事が先決で
耐震性能や気密性能は二の次三の次!
将来的な
住宅の形はどうあるべきかの
説明もしません。
つまり
更に注文住宅を建てる工務店の
その工務店の標準仕様以外は
なかなか対応してくれないのかな?
なので
注文住宅を計画される方は
自分で住宅を建てる為に
最低限必要な勉強をして下さい。
今流行の
「プロ施主」を目指す事をお勧めします!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離12.1km 16,118歩
トータル334日目(休んだ16日間含む)
総距離3,204.5km
総歩数4,238,357歩