2024/08/27
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今回は、<推奨していた妻側外壁通気をNGとします!>についてお話をします。
今日のお話は
以前
推奨した外壁通気の考え方を
否定する事になったお話です。
下記資料①を見て下さい。
バルコニー立上りや
小屋裏の換気経路確保の為の
部材の資料です。
一時は
下記写真①の様に
赤丸で示している箇所へ
このカバープレート部材を設置して
妻側の外壁通気を
小屋裏へ経由させて小屋裏棟換気から
外部に逃がす考えを推奨した事が有りました。
がしかし
今よくよく考えてみると
妻側外壁通気が
このカバープレートの穴から
そもそも小屋裏に入れるのか?
って考えた場合
小屋裏内部の温度の方が
外壁通気層内部の温度よりも
高温な事は容易に考えられますから
外壁通気層の空気は
小屋裏には入れずに
そこへ留まったままの状態で
最悪の場合は
通気層内で「結露」が発生する可能性が
出て来ると考え直したのです。
で
上記資料①を部分的に拡大した
下記資料②をよくよく見てみると
何と
小屋裏換気の出口として
このカバープレートを通って
外壁通気層を経由して
通気ライナーから
外部へ小屋裏の空気を逃がす様に
空気の流れが書いていました。
外壁通気を
カバープレートを経由させて
小屋裏に通気させる様には書いていません!
これを見た時点でガッテンしました!
今日からは
このカバープレートを利用して
外壁通気を小屋裏に逃がす考え方は封印します。
外壁通気出口として
外壁通気見切りは必須という事です!
今日の纏めとして
近日に
新築各工程検査を実施しますが
その建物を施工する工務店が
この私の考え方と
同じ考え方をした工務店ですので
その辺を
工務店と事前に
情報交換が出来ればと思っています。
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
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住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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