2024/09/02
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今回は、<袋入り繊維系断熱材の施工不具合として!>についてお話をします。
今日のお話は
袋入り繊維系断熱材の
施工不具合のお話です。
このブログでも
袋入り繊維系断熱材の
不具合写真をアップしていると思います。
それが何故不具合なのかを
少し詳しくお話をしてみます。
下記写真①は
袋入り壁断熱材施工の写真です。
この袋入り断熱材施工の
どこが不具合なのか?
不具合の説明として
袋入り断熱材の場合は
袋の4方の端に約50㎜位の耳が付いています。
その耳を
柱や間柱の見付け面(室内側面)に
タッカーで留める事が基本なのです。
下記写真①の場合は
この耳部分を柱や間柱の内側面に
留めているのでNGなのです。
下記写真②は
外気に接する床断熱材施工の写真です。
この袋入り断熱材施工の
何が不具合なのか?
不具合の理由として
壁用の袋入り断熱材を
床部分に使用している事です。
床で使用するとした場合
せめて
袋入り断熱材の耳が天井裏側で留めれる様に
断熱材の幅ピッチで根太を設置して
壁の柱・間柱と同じ様に
その根太の見付面に
袋入り断熱材の耳を留めるのであれば
100歩譲ってOKになるのかな?
では何故
この2枚の写真はNGになるのか?
そもそも論は極簡単なのです。
断熱材が断熱材である所以は
断熱材の内側に有る空気層
つまり空気の層が一定以上有る事で
熱を伝わり難くする役割を
果たしているのです。
その空気の層を
どちらの写真の断熱材も
押しつぶして設置されているから
NGなのです。
何故NGになる
理由が分かりましたか?
今日の纏めとして
断熱材の性質をよく理解して
断熱性能を下げない
設置方法で施工しましょうね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
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「新築各工程検査」や
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費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
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住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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