Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

新築各工程検査の基礎配筋検査のお話です!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

■住宅診断料金

https://www.yandykensa.com/homemaintenance

 

今回は、<新築各工程検査の基礎配筋検査のお話です!>についてお話をします。

今日のお話は

新築各工程検査の

基礎配筋検査のお話です。

 

標準的なベタ基礎の配筋で説明します。

 

下記写真①は

基礎外周部の立上り部分の配筋写真です。

 

チェックする所は

①上端筋と下端筋が 

 各1₋D13が入っているか

 

②STR(タテ筋)が 

 D10@200になっているか

 

③腹筋が 1₋D10が入っているか

 

④基礎立上りタテ筋の高さとして

 基礎天からかぶり厚さ40㎜が取れているか

 

⑤基礎立上り外側の

 基礎配筋のかぶり厚さ

40㎜又は60㎜が取れているか

 

基礎全体の上記の5か所をチェックします。

 

【写真①】

 

 

下記写真②は

基礎立上り開口部分の配筋写真です。

 

この開口部分をチェックする時に

一緒に間仕切基礎の配筋もチェックします。

 

チェックする箇所は

設計図面通り

①開口補強筋(斜め筋)が入っているか

 

②立上り開口部端部に

 タテ補強筋D13が入っているか

 

③ベース筋部分に補強筋が入っているか

 

基礎全体の上記の3か所をチェックしますが

この箇所は

各工務店によって

補強筋の入れ方が違いますので

その工務店に予め確認する必要が有ります。

 

【写真②】

 

 

下記写真③は

基礎スラブ部分の配筋写真です。

 

チェックする箇所は

①スラブ筋が

 タテ・ヨコD13@150で入っているか

 

因みに

このスラブ筋の径やピッチは

各工務店によって違う場合が有ります。

 

②スラブ筋のかぶり厚さ60㎜が取れているか

 

基礎全体の上記の2か所をチェックします

 

【写真③】

 

 

その他に

チェックする箇所として

①各鉄筋の定着長さ40dが取れているか

②各鉄筋の重ね長さ40dが取れているか

③鉄筋同士の重なりは2本までになっているか

④鉄筋同士のあき寸法が32㎜以上取れているか

⑤基礎貫通スリーブ管廻りに補強筋が入っているか

⑥防湿シートに穴や破れが無いか

以上6項目も忘れずにチェックします。

 

 

今日の纏めとして

上記チェック内容は

2階建て木造住宅で

許容応力度計算をしていない場合です。

 

計算をしている場合は

基礎配筋が複雑になり

 

写真を撮る箇所も増えますので

検査する時間が相当かかります。

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は10.1km  歩数は13,044歩

トータル370日目(休んだ19日間含む)

総距離3,568.9km

総歩数4,715,492歩