2024/09/16
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今回は、<24時間換気扇はターボファンにしませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
24時間換気扇に使用する
パイプ用ファンのお話をします。
24時間換気システムを簡単に説明すると
室内を1日中換気をして
常に空気を入れ替える仕組みです。
2003年の建築基準法改正により
全ての建物で
24時間換気システムの設置が
義務付けられました。
換気回数の基準も設けられ
住宅の場合は
1時間当たり0.5回以上が必要条件です。
つまり
1時間換気をした時に
室内の空気半分以上が入れ替わる計算になります。
24時間換気システムには
下記3つの種類が有ります。
①第1種換気システム
②第2種換気システム
③第3種換気システム
住宅に於いては
最も多いのは③の第3種換気システムです。
因みに③第3種換気とは
排気口として
換気扇をトイレとか洗面脱衣室に設置して
給気口は換気扇を使用しない自然給気で
各室内に自然給気口を設置します。
換気扇の種類としては
下記資料①の種類が有りますが
外壁面に取り付ける
パイプ用ファンが殆どです。
下記資料②の様に
ファンにも色々な種類が有ります。
恐らく
今迄一番多く採用されているファンは
プロペラファンになります。
プロペラファンのメリットは
ただ単に値段が安い事と
機能・性能とは関係無しに
ただ単に風量さえクリアしていれば
建築基準法をクリア出来る事です。
がしかし
現実的な話として
このプロペラファンに向かって
強風が吹いた場合とか
高気密住宅の場合に
キッチンやユニットバスの
換気扇を廻すと
室内の空気を
外部に換気する(吐き出す)事が
できなくなる事分かっています。
つまり
24時間換気扇の機能が
発揮出来ていない状態が有るのです。
この事を解決する為には
同じパイプ用ファンでも
プロペラファンでは無くて
ターボファンをお勧めしています。
何故ならば
最近の住宅は
段々と省エネ基準の義務化に向けて
高断熱住宅が当たり前になり
それに伴い
高気密化住宅が増えて来ています。
高気密化住宅の場合は
計画換気が必須になりますから!
今日の纏めとして
効率良く換気計画をする場合は
第3種換気システムではなく
第1種換気システムでダクト式をお勧めします。
第1種換気は
給気口と排気口の両方に
換気扇を設置しています。
更に効率を考えれば
ダクト式を採用する事をお勧めします。
ただし
この欠点として
換気扇本体のメンテナンスと
ダクト内の清掃がネックになっていますが
将来的には
改善はされていくと思います。
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
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不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
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勿論
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は12.1km 歩数は15,212歩
トータル371日目(休んだ19日間含む)
総距離3,581.0km
総歩数4,730,704歩