2024/09/22
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
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今回は、＜２０３０年省エネ基準前倒しが国の本音か？＞についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅に
フラット３５S金利Ａプランの申請が増えた
要因のお話です。
結論を先にお話すると
フラット３５S金利Ａプランの
申請が増えた一番の要因は
今年４月からスタートした
「子育てエコホーム支援事業」の
補助金額８０万円です。
ではまず初めに
時系列からお話をします。
最初の要因として
今年から
住宅ローン減税改正になり
住宅ローン減税を受ける為には
「住宅省エネルギー性能証明書」を
発行する事が必要になったのです。
特に
住宅ローン減税改正で
借入限度額を３５００万円にする為には
ＺＥＨ水準省エネ住宅の仕様が必要です。
その為に
設計事務所の動きとして
自分の所（設計事務所）で
ＺＥＨ水準省エネ住宅の
「住宅省エネルギー性能証明書」を発行する為に
省エネ基準（断熱等級５）をクリアさせる
外皮計算に自信が無いと言うか
フラット３５S金利Ａ仕様の申請を通しておけば
「住宅省エネルギー性能証明書」を
安心して後から発行する事が出来ると
安易な考え方と思われます。
昨年年末に
私が考えていた事は
単純に
住宅ローン減税改正による
借り入れ限度額３０００万円
つまり省エネ住宅適合基準（断熱性能４）を
クリアさせる為の手続きの方法と
今から
新築分譲住宅を建てるのであれば
２０３０年省エネ基準の断熱等級５は必須の
両方を考えていました。
なので
売主側には
２０３０年省エネ基準（断熱等級５）を
強く薦めていました。
しかし
販売コストを極力抑えたいから
省エネ基準適合住宅（断熱等級４）仕様を
クリアするだけの断熱性能で依頼される場合と
売値が３５００万円を超えるから
ＺＥＨ水準省エネ住宅（断熱等級５）を
クリアする断熱性能で依頼される
場合も有りました。
そんな中で
外皮計算を何件も
実施して見て分かった事は
省エネ基準適合住宅と
ＺＥＨ水準省エネ住宅との違いが
概算で言えば
天井断熱材の厚さだけの違い
という事が分かったのです。
ただそれだけなのです。
私共の場合は
自分の所で外皮計算をしますので
天井断熱材の厚さだけの違い
という事が分かりました。
追加費用は
天井断熱材の差額だけなので
今から住宅を建てられる方は
ＺＥＨ水準省エネ住宅（断熱等級５）を
クリアさせませんか？
下記資料①は
住宅ローン減税における
省エネ基準適合の必須要件を記載しています。
最後に
一番の要因として
今年４月からスタートした
「子育てエコホーム支援事業」の
補助金額８０万円目当てです。
新築分譲住宅を販売する為には
補助金が８０万円が有ると
販売し易くなります。
その為には
「子育てエコホーム支援事業」の
交付申請に必要な書類として
ＺＥＨ水準住宅に
該当する事が確認できる
証明書が必要なのです。
この証明書の種類の中で
簡単に出来る証明書として
フラット３５S金利Aプランの
「省エネルギー性」で
申請している事が証明書になるのです。
如何でしたか？
納得されましたか？
今日の纏めとして
国の本音は
２０３０年省エネ基準断熱等級５を
前倒ししたいと思っているのでしょうね！
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング＆ジョギング
距離は１２.１km 歩数は１４,４６５歩
トータル３７７日目（休んだ１９日間含む）
総距離３,６５２.７km
総歩数４,８１５,７２３歩
