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基礎鉄筋配筋のスリーブ補強筋は必須ですよ!

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今回は、<基礎鉄筋配筋のスリーブ補強筋は必須!>についてお話をします。

今日のお話は

基礎鉄筋配筋のスリーブ補強筋のお話です。

 

よく営業マンの営業トークで

瑕疵保険法人(公的な機関)が

基礎鉄筋配筋の検査しますので

安心ですよ!

 

だから

第三者のインスペクターを

入れなくても大丈夫ですよ!

 

と言う言葉を信じて

インスペクターを入れない場合が

残念ながら有る様です。

 

これは

大変大きな間違いです!

 

一般的に

住宅の基礎配筋の検査を

実施するのは

 

住宅瑕疵保険法人の

検査員が実施されますが

 

今迄の

瑕疵保険の基礎配筋検査に於いて

 

排水配管の為のスリーブ管を

設置しない状態で

検査をされる事が多いです。

 

つまり

スリーブ管廻りの

鉄筋のかぶり40㎜以上が必要とか

 

スリーブ管を通す為に

鉄筋をカットした後の

補強筋の検査まではしていません。

 

なので

第三者の

ホームインスペクターを入れて

 

各工程検査を

実施される事をお勧めしています。

 

下記写真①は

基礎スラブを貫通させる

スリーブ管の写真です。

 

このスリーブ管の施工には

2つの不具合が有ります。

 

【写真①】

 

 

一つ目は

鉄筋とスリーブ管との間に

かぶり40㎜が取れていません。

 

もう一つは

スリーブ管廻りに補強筋が有りません。

 

まぁ

瑕疵保険法人は

この位の不具合で将来

(保険期間10年以内に)

 

保険金を支払う様な瑕疵が

発生するとは考えていないのでしょうね!

 

 

下記写真②の場合は

基礎立上りにスリーブ管を

通している写真です。

 

スリーブ管を通す為に

腹筋をカットしています。

 

腹筋の補強筋として

下側はコンクリートを打って見えませんが

 

カットした腹筋の上下に

スリーブ管プラス80dの補強筋を

入れています。

 

【写真②】

 

 

上記写真②の補強方法は

ある瑕疵保険法人が

認めている補強方法ですが

 

検査員によっては

スリーブ管廻りに

斜め補強筋が必要と言われるかも

知れませんね!

 

 

ここで

スリーブ管の補強筋について

少し専門的に説明します。

 

スリーブ管の補強について

何か規定が有るのか?

 

小規模建築物基礎設計指針に

径60㎜以上の貫通口には

径10㎜の補強筋で

補強する事例が有るだけです。

 

補強筋の設置について

鉄筋コンクリート造の場合は

 

一般的に

鉄筋コンクリート構造標準仕様書

および

配筋標準図を基に管理しますが

 

実際に木造住宅では

その様な配筋標準図の様なものは

存在しません。

 

なので

上記の配筋標準図を

転用している事が一般的です。

 

 

今日の纏めとして

例えば

構造躯体・金物の検査を

建築確認申請を受けた検査法人と

瑕疵保険法人の検査員が検査に来ますが

 

それでも

人が検査しますので見落としが出ます。

 

なので

更に第三者のホームインスペクターに

各工程検査を依頼しませんか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は11.1km  歩数は14,391歩

トータル379日目(休んだ19日間含む)

総距離3,676.3km

総歩数4,844,936歩