2024/09/28
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<買取再販住宅を契約する前の注意点として!>についてお話をします。
今日のお話は
買取再販業者が販売する
既存住宅は要注意!のお話です。
買取再販業者が販売する既存住宅は
見た目はとても綺麗に
リフォーム工事をされています。
リフォーム工事内容は
物件によって様々ですが
多いのは
外壁・屋根の塗替え工事と
システムキッチンなどの
住設の取替工事です。
私達プロが見れば
何やこれは?・・・・って言う様な
補修をしていますが
エンドユーザーから見ると
綺麗に
補修していると思い込んでいるので
何も感じないようですね!
例えば
下記写真①の様に
基礎のひび割れを補修している場合です。
上記写真①の様に
基礎にひび割れが有った場合は
私達プロであれば
室内の床に
傾斜が必ず有ると考えて
注意して調査して行きますが
エンドユーザーから見れば
見える範囲は何もかもが綺麗に見えますので
下記写真②の様な
普通なら気が付く様な不具合も
目に入らなくなります。
目に入らないと言うか
気にならなくなってしまう様です。
一種の催眠術にかかった様に
この不具合が不具合とは思わないのです。
怖いですね!
いいですか
買取再販の既存住宅を見て
凄く気に入ったとしても
それは見える範囲だけの事です。
つまり
床下や屋根裏等の
見えない部分がどうなっているのか?
計測機器で測定して初めて分かる
床や壁の傾斜が許容範囲なのか?
ここを
一番注意を払う事が必要です!
当社では
この注意する項目の中で
一番重要だと考えている事は
建物の不同沈下がどの程度なのか?
この事に拘っていますので
例えば
6帖の部屋であれば
部屋に何も無ければ
最低9か所を測定します。
全ての居室を測定しますので
その建物全体の
床の傾斜傾向が分かります。
床の傾斜傾向が分かれば
今度は
傾斜の原因を
見える範囲で探して行きます。
その傾斜傾向の原因が分かれば
その原因をお伝えします。
ただし当社と違って
インスペクション業者の殆どが
建物の表面だけしか
インスペクションをしない業者なので
よく確認して依頼する様に!
今日の纏めとして
既存住宅を契約する前には
必ず住宅診断を依頼して
第三者に
チェックして貰いましょう!
特に
床の傾斜は
詳細計測をして貰いましょう!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は10.5km 歩数は13,640歩
トータル383日目(休んだ20日間含む)
総距離3,706.6km
総歩数4,885,383歩