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布基礎の既存住宅床下は湿気が多いので要注意です!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<布基礎既存住宅床下は湿気が多いので要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

買取再販住宅に限らず

布基礎の既存住宅を購入する時には

要注意!と言うお話です。

 

布基礎の既存住宅に多い

床下の不具合事例の写真を

アップしてみます。

 

下記写真①は

和室の床下のタタミ下の

荒床板にカビが発生している写真です。

 

【写真①】

 

 

当時(2000年以前)の仕様では

タタミが敷いている床下には

断熱材が入っていませんので

違反建築では有りません。

 

では何故

カビが発生したのでしょうか?

 

この住宅の場合は

床下換気口を

既製品の物置で塞いでいた事が

大きな原因と考えました。

 

それでなくても

当時の建物の殆どが布基礎

 

床下の地面の高さが

外部の地面の高さよりも

10cm以上低い住宅が一般的で

 

当時の住宅は

床下に湿気が溜まり易い状況だったのです。

 

この事が

色々と不具合の原因になっています。

 

例えば

下記写真②の様に

床下が湿気が多ければ

床束の含水率が高くなり

 

腐朽菌が活発になり

床下構造材の腐朽の原因にもなります。

 

【写真②】

 

 

さらに

布基礎の既存住宅で多い不具合として

 

下記写真③の様に

ひび割れが入っている床束をよく見ます。

 

【写真③】

 

 

この原因は

床下の地盤面に湿気が多くなると

 

地盤土壌に含まれていた硫酸塩

束石が吸い上げる為に

 

束石表面に

針状結晶と言う症状が発生します。

 

この様になってしまうと

束石が硫酸塩の為に劣化が進み

 

束石の強度が無くなって

ひび割れが発生します。

 

下記写真④は

この針状結晶が発生している基礎

基礎自体がボロボロになっている写真です。

 

【写真④】

 

 

以上

床下の不具合のお話でした!

 

 

今日の纏めとして

2000年以前の

布基礎既存住宅の場合は

床下に湿気を多く含んでいますので

 

必ず

契約する前に

床下に入っての調査を実施する

住宅診断を依頼しませんか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は10.3km  歩数は12,908歩

トータル384日目(休んだ20日間含む)

総距離3,716.9km

総歩数4,898,291歩