2024/10/02
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<鉄筋の継手長さと定着長さは色々有る?>についてお話をします。
今日のお話は
基礎鉄筋の継手長さと定着長さのお話です。
昨日
日中がまだ暑い中
基礎配筋検査を実施したのですが
ⅰPadが
高温になって動かなくなってしまい
少しパニックになりかけてしまいました。
普通なら
間違う事がないのに
鉄筋の
定着長さの取り方を間違ったり
継手長さを間違ったりしてしまいました。
継手長さの方は
間違ってはいなかったけど
一瞬冷や汗をかきました!(笑)
どちらも後から直ぐ間違っていた事が分かり
事なきを得たのでホッとしました!
という事で
復習をしてみます。(笑)
下記資料①は
瑕疵保険法人が出している
資料になります。
定着長さに関しては
少し甘めですね!
上記の定着の取り方では無いのが
日本建築構造技術者協会が出している
鉄筋コンクリート配筋標準図には
定着長さは
折れ曲げ位置からの長さとする!になっています。
まぁ
折れ曲がり位置からにしておけば
瑕疵保険法人の定着長さをクリアしているので
こちらの方で
検査を実施する事に決めました!
下記資料②は
鉄筋の継手のおさらいです。
上記資料②の資料は
瑕疵保険法人が出している資料です。
この場合の継手長さは
45d ☞ 鉄筋径の45倍の長さです。
継手長さに関しては
少しきつめですね!
しかしこれも
日本建築構造技術者協会が出している
鉄筋コンクリート配筋標準図で見ると
下記資料③になり
一般的な建築で使用する
SD295A又はBの鉄筋の種類では
住宅で使用するコンクリート強度は
21N/㎜² になりますので
40d ☞ 鉄筋径の40倍の長さで良い事になります。
今日の纏めとして
瑕疵保険法人の資料と
日本建築構造技術者協会が出している
鉄筋コンクリート配筋標準図とでは
それぞれ数値が違いますので
数値がキツイ方で考えたら無難ですね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は10.3km 歩数は13,381歩
トータル387日目(休んだ20日間含む)
総距離3,748.7km
総歩数4,940,127歩