2024/10/07
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<不具合を売主に補修させる為に余分な費用が!>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅を購入する前に
住宅診断を依頼し建物の現況を把握してから
購入の判断をしませんか?と言うお話です。
先日
築40年の既存住宅を購入された方から
建物全体を調査して貰えないかと言う
電話相談が有りました。
買取再販の既存住宅なので
売主側に
2年間の契約不適合責任が有り
売主側も
それなりに責任を
果たそうとしているそうです。
今回の場合
何を住宅診断をすれば良いのか?
その既存住宅は
元々の構造部分をいらわないで
間取り変更等をしているそうで
元々有った窓を
潰して壁にしている箇所が有り
その外壁部分の
施工方法に不具合が有った事が発端で
何やかんやと
他の部分まで心配になった様です。
買取再販住宅なので
外壁や屋根の塗替えを既にされていて
住宅設備を全て取り替えており
さらに
給排水管を新しいパイプに変えているとの事。
給排水管を新しいパイプに
交換している事を聞いた時点で
そこ迄する買取再販業者なのかと
少し感心しました。(笑)
そんな建物を
住宅診断したとしても
契約の特約事項等が
どの様な項目が有るか分かりませんが
床や壁の傾斜を調査して
6/1000以上の傾斜が有ったとしても
その事を既に
特約事項に書かれているとしたら
調査する箇所は
床下と小屋裏の断熱材の調査くらいです。
40年前の住宅であれば
断熱材は入っていない可能性が
大きい事を考えれば
小屋裏は
雨漏りの有無をチェックし
床下は
シロアリや構造材などの
腐朽の有無を調査するくらいです。
それなのに
建物全体を調査する住宅診断を
依頼しようと考えているので
住宅診断の費用が
消費税込みで22万円になり
その費用対効果を考えた場合
果たして
調査報告書が依頼者様の
ご期待に沿う報告書になるかどうか・・・・?
この事をお話したら
費用は売主側が負担するとの事だそうです。
何かハッキリしない
中途半端な依頼のお話なので
少し困惑気味の状態で
ご依頼して頂けるのでしたら
間取り図をメールして下さいとお伝えしました。
果たして
間取り図がメールして来るでしょうか?
今日の纏めとして
買取再販住宅を契約する前には
必ず住宅診断を実施して
その建物の現況を
よく確認してから
契約するかしないかの
判断をしませんか?
でないと
引っ越しをして
その住宅に住み出してから
何やかんやと不具合が出た場合
例え
その不具合を
納得のいく方法で
売主が対応して頂けるとしても
その補修工事中には
相当なストレスが掛かりますよ!
そのストレスは
その場になって見なければ分かりません。
また売主側も
ハイそうですか
では直ぐ補修をしましょう!
って言うはずはないですからね。
不具合を補修して貰う為に
弁護士に依頼しないと進まない事も有ります。
そうなると
弁護士費用もかかって来ますので
全部の補修が終わったとしても
その弁護士費用迄は
売主は負担しませんので赤字になりますよ!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は8.9km 歩数は14,658歩
トータル392日目(休んだ20日間含む)
総距離3,792.7km
総歩数5,001,888歩