2024/10/10
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<基礎スラブ貫通スリーブ管とはどんな物か?>についてお話をします。
今日のお話は
基礎貫通部分のスリーブ管(さや管)のお話です。
木造住宅でベタ基礎で
基礎スラブを貫通して
配管を埋設する事が殆どだと思います。
この場合
基礎スラブに直接配管を貫通して配管する事を
禁止している場合が有ります。
フラット35Sで
耐久性・可変性に関する基準で申し込んだ場合や
長期優良住宅の建物の場合は
基礎の立上り部分以外に
コンクリートを貫通して配管をする場合は
必ずスリーブ管(さや管)を埋設して
そのスリーブ管(さや管)の中に
可とう管(ジャバラ管)を通して
配管施工をしなければなりません。
下記資料①は
エスロンのカタログのもので
スリーブ管(さや管)の構造が
分かり易い資料です。
下記写真①は
実際に施工された写真になります。
上記写真①の場合
スリーブ管(さや管)を
キチンと使用した施工ですが
住宅診断的には不具合写真になります。
何故ならば
スリーブ管(さや管)と排水管とのすき間を
防蟻性のシール等で塞がなければならないからです。
ただし
基礎外部で防蟻用のコーキング処理を
されていると言われますが
地盤に埋まった状態では
施工品質の良し悪しが分かりません!
防蟻用のコーキング打ちの
施工有無を確認する為には
写真①の床下で
防蟻用コーキングを
打って頂きたいと思います。
今日の纏めとして
今回初めて
基礎スラブを貫通する
スリーブ管(さや管)を取り上げてみました。
エンドユーザーの方も
基礎スラブを貫通しているスリーブ管が
どんな物なのかが分かれば
少しは
自分の建物に関心が向けばいいかな?
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
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距離は9.0km 歩数は11,668歩
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