2024/10/11
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します！
今回は、＜基礎スリーブ補強筋は既製品をお勧めします！＞についてお話をします。
今日のお話は
基礎の排水管など貫通部分を補強する為の
鉄筋補強のお話です。
新築各工程検査などで
基礎の配筋検査をしていますが
まだ
給排水管の為のスリーブ管が
設置されていない現場が多いです。
その理由は
新築瑕疵保険法人の基礎配筋検査では
給排水管の為のスリーブ管が
無くても検査に合格しますので
私達インスペクターが
第三者的な検査をする時にも
工務店の現場監督は気が付かずに
スリーブ管を設置していません。
スリーブ管の補強筋や
かぶり厚さを検査する事を
分かっていません。
なので今では
事前にお伝えして
スリーブ管と鉄筋補強を
設置して貰う様に伝えています。
がそれでも
２つの不具合点が出て来ます。
一つ目は
スリーブ管を設置しても
補強鉄筋が設置していない場合
もう一つ目は
スリーブ管と鉄筋とのかぶり厚さ足らず
この２つの不具合は
何故か多いですね！
そこで提案なのです。
スリーブ管の補強筋を
下記資料①の様に
製造メーカーは何処でも良いので
既製品を採用しませんか？
そうすれば
見た目の良いし
補強もシッカリ出来ます！
如何でしょうか？
今日の纏めとして
今迄
住宅瑕疵保険法人の
基礎配筋検査が甘かった為に
基礎を貫通するスリーブ管の
補強筋の未設置やかぶり厚さ不足は
問題にはなりませんでした。
しかし
鉄筋のかぶり厚さ不足は
明らかに建築基準法違反なのです。
それを
住宅瑕疵保険検査で
何も指摘が無いからと言って
スリーブ管の
補強筋未設置やかぶり厚さ不足のまま
建物が完成して引き渡されています。
この様な事が無いように
工務店の現場監督は
スリーブ管の鉄筋補強筋を
既製品を使用する様に指導しませんか？
施主様の場合は
新築各工程検査を
インスペクターに依頼して
上記の様な
不具合が無いようにしませんか？
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング＆ジョギング
距離は６.９km 歩数は９,１１４歩
トータル３９６日目（休んだ２０日間含む）
総距離３,８２５.５km
総歩数５,０４５,７９５歩
