2024/10/12
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<基礎断熱工法の落とし穴はノロによる段差!>についてお話をします。
今日のお話は
基礎断熱工法のお話です。
下記写真①を見て下さい。
この写真で
何を言いたいかがお分かりと思います。
上記写真①の赤の楕円部分を見て下さい。
基礎をベース部分と立上り部分を
2度に分けてコンクリート打ちをした時に
立上りコンクリート型枠の下側から
コンクリートのノロが出て来た為に
立上り型枠を取った後
ベース天端から段が出来てしまっています。
このノロの段差が有る状態のまま
基礎断熱材を設置するから
写真の矢印が指している箇所の様に
断熱材の下端にすき間が出来るのです。
細かい事を言えば
断熱欠損です。
基礎断熱工法で施工する場合は
段差になっているノロを斫って
段差をなくしてから
基礎断熱を施工すべきです。
尚且つ
ベタ基礎との取合い部分は
発泡ウレタンを吹付ければ万全ですね!
基礎断熱で無ければ
そんなに気にする事は無いと思いますが
エンドユーザーから見れば
下記写真②の様に
基礎断熱ではなくても
施工が雑と
思われる方もいらっしゃいます。
なので
基礎断熱工法の場合は
必ずノロ部分を斫って
平らにしておきましょう!
今日の纏めとして
基礎断熱工法の場合は特に
上記写真②の様な
ノロが原因で段差が出来た場合は
必ず
斫って平らにしておきましょう!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
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住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
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