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自宅は湿気対策が出来ている住宅ですか?

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<自宅は湿気対策が出来ている住宅ですか?>についてお話をします。

今日のお話は

自宅は湿気対策が出来ている家ですか?

と言うお話です。

 

昨日は

久々に朝から雨が降っていて

鬱陶しい気分の中で

仕事をしていました。

 

秋の雨なので

そんなには湿度は

上がっていないと思っていましたが

それでも70%を超えていました。

 

自宅では

外気に接していないユニットバスが

一番カビが発生し易い場所になります。

 

カビ対策と言っても

ユニットバス天井の

換気扇を廻すだけです。

 

かと言って

ユニットバスの入口を

開けておく事も考えましたが

 

結局は洗面脱衣室に

湿気が溜まってしまいますので

出来るだけ換気扇を長く回す事くらいです。

 

一戸建て住宅も

高気密・高断熱住宅が増えて来て

ユニットバスやトイレに

窓が無い住宅が増えて来ていますので

 

今から建てる場合は

ユニットバスに

カビが発生しにくい仕様を選びましょう!

 

 

ここからが本題になります。

建物本体の目に見えない箇所で

湿気が発生し易い場所は

外壁体内部と床下です。

 

今日は

外壁体内部の湿気について

お話をしていきます。

 

この外壁体内部に

湿気が発生する主な理由は

室内外の温度差です。

 

外壁体内部に

湿気が発生するメカニズム

 

冬期でしたら

室内は暖房をして温度が20℃に対して

外気は5℃とした場合

 

外壁体内部で

この温度差による湿気(結露)が発生します。

 

一般的な

サイディング通気工法の外壁であれば

(厳密に言えば違いますが分かり易くする為に)

透湿防水シートの表面に

条件が悪ければ結露が発生します。

 

実際は

結露が発生する前に

外壁通気構法がキチンと機能していれば

 

その湿気が

結露する前に外気に排出されます。

 

この湿気(結露)を

排出させる為の重要な工法が

外壁通気構法なのです。

 

しかし

新築分譲住宅を住宅診断すると

この外壁通気構法が完結されていません。

 

外壁通気層が有っても

その通気層を通って外部に出る為の

出口(通気金物)が無いのです。

 

つまり

外壁通気層内に

湿気を含んだ空気が留まったままなので

結露が発生してしまいます。

 

この結露が

通気層内で悪さをして

構造材を腐朽させる原因になったり

 

透湿防水シートに不具合が有った場合は

そこから外壁断熱材に浸入して

室内のカビの発生原因になったりします。

 

 

今日の纏めとして

自宅は湿気対策が出来ている家ですか?

と言う謎かけは

 

外壁通気構法

キチンと完結している住宅ですか?

という事を確認して欲しかったのです。

 

今から

新築分譲住宅を購入される人は

 

外壁通気構法が

完結しているかどうかを

 

住宅診断を実施して

確認しておきましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は8.7km  歩数は11,253歩

トータル405日目(休んだ20日間含む)

総距離3,913.9km

総歩数5,152,694歩