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床下に湿気が溜まる原因を挙げてみました!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<床下に湿気が溜まる原因を挙げてみました!>についてお話をします。

今日のお話は

前回ブログの続きで

湿気が発生し易い場所として

床下についてお話をします。

 

何故

床下に湿気が溜まり易くなるのか?

 

最初に

築年数が古い布基礎で説明してみます。

 

当時の

基礎の特徴として多いのは

 

床下の地盤面が

外部の地盤面よりも低い建物です。

 

この事が

床下に湿気が多い

最大の原因と考えています。

 

何故ならば

梅雨時など雨が長く降った時など

外部地盤面に浸透した雨水が

外部地盤面よりも低い床下に

浸透して行くからです。

 

さらに

今の建物の様に

通気キソパッキンによって

外気を床下全体に

通気する工法ではなくて

 

基礎外周に

約4mピッチぐらいに設置した

 

床下換気口から

外気を床下に取り入れています。

 

問題は

この床下換気口が

有効に機能すればまだ良いのですが

 

床下全体の通気の事を考えて

間仕切基礎の配置が出来ていません。

 

なので

床下の通気が

滞ってしまう箇所が出て来ます。

 

下記写真①は

通気が滞った事が原因で

床下に湿気が籠り

 

床下側の合板に

カビが発生した写真です。

 

【写真①】

 

 

 

次に

最近のベタ基礎で説明してみます。

 

最近のベタ基礎の場合は

通気キソパッキン工法を採用しているので

 

床下に湿気が籠ってカビが発生する事は

無いと考えられるかもしれませんね!

 

がしかし

床下に湿気が籠ってしまう

施工不良の例が2つ有ります。

 

1つ目は

下記写真②の様に

外部土台水切り金物が

基礎モルタル仕上げで

穴が塞がっている場合です。

 

【写真②】

 

 

2つ目は

床下の繊維系断熱材がダレてしまい

通気キソパッキンを塞いでいる場合です。

如何でしたか?

 

床下に湿気が溜まる原因説明しましたが

お分かりになりましたでしょうか?

 

 

今日の纏めとして

新築分譲住宅を購入される方や

注文住宅を建てられた方は

 

必ず決済前には

住宅診断を実施して

床下をチェックする事をお勧めします!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は11.5km  歩数は13,629歩

トータル406日目(休んだ20日間含む)

総距離3,925.4km

総歩数5,166,323歩