2024/10/29
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<高断熱住宅を建てる時の注意点として!>についてお話をします
今日のお話は
高断熱住宅を建てれば
夏期も暑くなく生活が出来るのか?
と言うお話です。
最近のブログでは
高気密・高断熱住宅にしませんか?
って言う内容が多くなっていますが
ここで注意して頂きたいのは
夏期の事を考えて欲しいのです。
因みに
高断熱住宅を考える場合は
単純にUA値計算で
2030年省エネ基準予定で言えば
UA値0.60以下になります。
まぁ
UA値0.60であれば
高断熱住宅の部類に入るのかな?
例えば
新築分譲住宅で
フラット35Sの金利Aの
UA値0.60以下だから
高断熱住宅だと思い
最近流行の
軒ゼロで外壁が白と黒のツートンカラーで
デザイン性が気に入った住宅を
購入したとします。
お気に入りの家に
住み出してビックリする事は
夏期には
①窓からの日射が暑くてたまらない!
とか
②外壁側の内壁を触ってみると
1階の内壁と2階の内壁では
暖かさが違う様に感じてしまう!
と言う様な事が有ります。
住宅取得者様から言えば
本当に
この建物はUA値0.60以下の
高断熱住宅なのか?と
疑いたくなるかもしれませんね!
もし
キチンと施工されていたとしても
上記の様な事は感じられます。
①の窓からの日射が暑くてたまらない!
これに関しては
軒ゼロの住宅だから
日射を遮る庇の出は有りませんので
窓からは日射が入って来ます。
②の1階の内壁と2階の内壁では
暖かさが違う!
これに関しては
外気が37℃とした場合
白色の外壁の温度が40℃になり
黒色の外壁の温度が53℃になる様に
外壁の色によって温度が違ってきます。
この外壁の温度が
室内の内壁に伝わっただけなのです。
①と②の理由は
お分かりになりましたでしょうか?
ここから本題に入ります。
もしあなたが
上記の様な
新築分譲住宅を購入された場合の対処方法は
①に関しては
窓(サッシ)の外側に
YKKapであれば「アウターシェード」
LIXILであれば「スタイルシェード」
などを設置すれば
室内に入る熱を80%くらいはカットできます。
部屋内に設置する
カーテンとかブラインドはどうかと言えば
室内に入って来る直射熱を
40%くらいしかカットできないし
カーテンとかブラインドに蓄えられた熱は
何処に逃げるかとなった場合
室内に放射するしか
方法が有りませんので要注意!
つまり
外で室内に入って来る熱を遮断して下さい!
②に関しては
これと言った即効的に解決する方法は見当たりません。
なので
注文住宅を考えている方は
軒の出や外壁・屋根材の色には要注意ですからね!
今日の纏めとして
注文住宅で
高気密・高断熱住宅を考える場合は
夏期の日射対策には要注意ですよ!
それと
屋根断熱材の厚さは
施工に注意して
310㎜を基準に考えて下さいね!(私見として)
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は8.7km 歩数は11,454歩
トータル414日目(休んだ20日間含む)
総距離4,002.2km
総歩数5,269,032歩