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高断熱住宅を建てる時の注意点として!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<高断熱住宅を建てる時の注意点として!>についてお話をします

今日のお話は

高断熱住宅を建てれば

夏期も暑くなく生活が出来るのか?

と言うお話です。

 

最近のブログでは

高気密・高断熱住宅にしませんか?

って言う内容が多くなっていますが

 

ここで注意して頂きたいのは

夏期の事を考えて欲しいのです。

 

因みに

高断熱住宅を考える場合は

 

単純にUA値計算で

2030年省エネ基準予定で言えば

UA値0.60以下になります。

 

まぁ

UA値0.60であれば

高断熱住宅の部類に入るのかな?

 

例えば

新築分譲住宅で

フラット35Sの金利Aの

 

UA値0.60以下だから

高断熱住宅だと思い

 

最近流行の

軒ゼロ外壁が白と黒のツートンカラー

デザイン性が気に入った住宅を

購入したとします。

 

お気に入りの家に

住み出してビックリする事は

 

夏期には

①窓からの日射が暑くてたまらない!

とか

 

②外壁側の内壁を触ってみると

 1階の内壁と2階の内壁では

 暖かさが違う様に感じてしまう!

と言う様な事が有ります。

 

住宅取得者様から言えば

本当に

この建物はUA値0.60以下の

高断熱住宅なのか?と

疑いたくなるかもしれませんね!

 

もし

キチンと施工されていたとしても

上記の様な事は感じられます。

 

①の窓からの日射が暑くてたまらない!

これに関しては

軒ゼロの住宅だから

日射を遮る庇の出は有りませんので

窓からは日射が入って来ます。

 

②の1階の内壁と2階の内壁では

 暖かさが違う!

これに関しては

外気が37℃とした場合

白色の外壁の温度が40℃になり

黒色の外壁の温度が53℃になる様に

外壁の色によって温度が違ってきます。

 

この外壁の温度が

室内の内壁に伝わっただけなのです。

 

①と②の理由は

お分かりになりましたでしょうか?

 

 

ここから本題に入ります。

 

もしあなたが

上記の様な

新築分譲住宅を購入された場合の対処方法は

 

①に関しては

窓(サッシ)の外側に

YKKapであれば「アウターシェード」

LIXILであれば「スタイルシェード」

などを設置すれば

室内に入る熱を80%くらいはカットできます。

 

部屋内に設置する

カーテンとかブラインドはどうかと言えば

室内に入って来る直射熱を

40%くらいしかカットできないし

 

カーテンとかブラインドに蓄えられた熱は

何処に逃げるかとなった場合

 

室内に放射するしか

方法が有りませんので要注意!

 

つまり

外で室内に入って来る熱を遮断して下さい!

 

 

②に関しては

これと言った即効的に解決する方法は見当たりません。

 

なので

注文住宅を考えている方は

軒の出や外壁・屋根材の色には要注意ですからね!

 

 

今日の纏めとして

注文住宅で

高気密・高断熱住宅を考える場合は

夏期の日射対策には要注意ですよ!

 

それと

屋根断熱材の厚さは

施工に注意して

310㎜を基準に考えて下さいね!(私見として)

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は8.7km  歩数は11,454歩

トータル414日目(休んだ20日間含む)

総距離4,002.2km

総歩数5,269,032歩