2024/10/30
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<ニアミスをほっとけば大きなミスが発生する?>についてお話をします。
今日のお話は
確認検査機関の中間検査のお話です。
当社の
新築各工程検査には
8つの検査項目が有ります。
その内
おすすめコースとして
「5.外部防水下地検査」と「6.断熱材充填検査」
そして「8.完成検査」の3項目を薦めていました。
しかし
確認検査機関の中間検査は
当社の
「4.金物・構造躯体検査」に当たりますので
おすすめコースには入れていませんでした。
しかし
まさかそんなに
検査員が見落としが有るとは
考えてもいませんでした。
実際に何回も
中間検査に立会して
検査の方法を見ていました。
検査員は
金物や構造材を
全てチェックをしている様に見えますが
結果的には
見落とし箇所が何箇所か出て来ます。
結局
ヒューマンエラーなのでしょうね!
一番多いのは
ナットの締め忘れ
酷い時には
下記写真①の様に
座金とナットが付いていない箇所も
見落としが有ります。
にも拘らず
検査が合格になる事は
そんなに珍しい事でもないのかな?
皆さんは
この様にナットが1箇所や2か所
締まっていなくても付いていなくても
建物全体を考えた場合は
大した事では無い!と思われますか?
私の考えは
一人が検査するよりも
第三者のもう一人が検査をした方が
今迄
2つ不具合が有ったものが
1つだけになるだけでも
大きな事だと考えます。
たまたま今回
建物の検査が有ったのですが
午前中に
確認検査機関の検査員が
検査して合格した後に
午後から
私が検査を実施して
羽子板ボルトのナットの締め忘れ2か所
面耐力壁の釘打ち忘れ2か所
大きいのは
小屋裏の水平後面を持たす
水平構造合板の取付位置間違いが有りました。
この様に
ナットの締め忘れの様なニアミスは
いつかは
必ず大きなミスに繋がります。
その大きなミスが
もしかしたら
あなたの家で起こるかも知れませんよ!
それでも
ナットの締め忘れが1箇所や2箇所くらい
建物全体を考えた場合は
大した事では無い!と思われますか?
今日の纏めとして
検査員は
ヒューマンエラーは付きものですが
それを認めていたら何も解決しません。
大きなミスが必ず出ます!
ゆえに
第三者の検査は必要と考えます。
新築各工程検査は必須ですよ!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は7.8km 歩数は12,313歩
トータル415日目(休んだ20日間含む)
総距離4,010.0km
総歩数5,281,345歩