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新築住宅で見かける「危険な納まり」として

今回は、新築住宅の住宅診断をしていて、危険な納め方をしている箇所が有りましたので、そのお話をします。

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新築住宅で見かける「危険な納まり」として

上の写真:
玄関ポーチの土間に玄関ドアの戸当りを設置した事例です。

これが何故危険なのかお分かりと思いますが、簡単に説明します。

例えば、両手いっぱいに荷物を持って足元が見えない場合、

この床に設置している戸当りにつまずく可能性が考えられます。

また、小さなお子様がいれば、家の廻りを走り回って遊んでいた場合などに、この戸当りに足が引っかかって転ぶ可能性も考えられます。

この様な事を何も考えないで施工された住宅だと思います。

◆対策として
玄関ドア自体にドアチェックが付いていますので、そのドアチェックを調整する事で、玄関ドアの開き過ぎの調整はある程度可能と考えます。

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新築住宅で見かける「危険な納まり」として

上の写真:
床に高低差を付けて畳コーナーを設置した事例です。

これが何故危険なのかお分かりと思いますが、これも簡単に説明します。

小さいお子様が足を滑らせて転けた場合、丁度框の角に頭とか顔とかがぶつかる可能性が有ります。

想像するだけでも、ぞ~っとしませんか?

この様な場所に、角が有る設計はするべきでないと考えます。

◆対応策として
この場合は、角に厚さが厚いゴム状の角当てを広めに付ける事くらいです。

出来れば、畳幅で45°に框をリフォームする事をオススメします。


今回は、最近の新築住宅の住宅診断で気が付いた危険な納まりについてお話しましたが、

住宅を設計される建築士の皆さんに、デザインを追求するのは良いのですが、住む人が安全に生活できるプランを設計して欲しいと思います


今回はこれで終わります。

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