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屋根断熱の場合は棟換気部材設置方法に要注意!

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今回は、<屋根断熱の場合は棟換気材設置方法に要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

屋根断熱工法の時の屋根通気のお話です。

 

下記資料①は

国土交通省の研究機関である

「国土技術政策総合研究所」が纏めた

第XⅢ章 木造住宅外皮の換気・通気計画

ガイドライン(案)に記載していた資料です。

 

記載内容は

屋根タルキの取合い部分が閉じているか

V字型に開いているかによって

屋根通気が換気出口金物から

排出されるかどうかの説明資料です。

 

【資料①】

 

 

左側の絵で

屋根タルキが閉じている場合は

 

軒先から入った外気が

棟換気から外部(外)に排出されない事を

説明している内容です。

 

右側の絵で

屋根タルキがV字型に開いている場合は

 

何とか棟換気から外気に排出される事を

示している内容です。

 

しかし

屋根通気層を効率よく機能させるには

 

棟全体に棟換気材を

設ける事が望ましいとも記載しています。

 

つまり

下記資料②のポンチ絵の方法です。

 

【資料②】

 

 

屋根通気で重要な事は

全ての屋根通気層に

外気が流れる様にする事です。

 

屋根タルキが

V字型に開いている場合で

 

もし棟換気の手前で

何かの理由で塞がれた場合は

 

通気層内で結露が発生する

最悪な状況になりかねません。

 

屋根断熱施工の場合は

小屋裏からは屋根通気層内が

確認出来ません。

 

なのでもし

通気層内の結露が原因で

野地板が腐朽してしまうと

雨漏りの原因になります。

 

雨漏り事象が発生した場合は

もう完全に

手遅れの状況になりますので

 

大変大きな補修工事が

必要になってしまいます。

 

この事を考えた場合は

是非

上記資料②の様に

棟全体に棟換気材を

設置する事をお勧めします。

 

 

今日の纏めとして

屋根断熱工法の場合

 

完成後の住宅診断では

通気層内の状況を

調査する事が出来ません。

 

なので

安全を確保する為には

上記資料②の施工をお勧めします。

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

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今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は6.4km  歩数は8,775歩

トータル419日目(休んだ22日間含む)

総距離4,027.6km

総歩数5,306,852歩