2024/11/05
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<小屋裏換気口は天井断熱の場合は必須ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
小屋裏換気は天井断熱の場合は必須ですよ!
というのお話です。
新築分譲住宅の
住宅診断を実施していると
小屋裏換気の不具合を
発見する事はよく有ります。
下記写真①は
棟換気の開口を
メーカーの施工要領通りにしていない
写真です。
一般的には
開口の幅は30㎜で
長さが向け換気部材の長さ
910㎜又は1820㎜などです。
上記写真①は
その必要な開口を
電動ドリルで
何箇所か穴を開けているだけです。
一般的に
棟換気の開口を開けるのは
現場監督の指示で
上棟時の大工が電動丸鋸を使用して
開けるのが一般的だと思います。
なので
上記写真①の様な
開口の開け方は論外で
現場監督の
指示が無かったのでしょうか?
小屋裏換気の事を
完全に軽視している施工ですね!
下記資料①は
何故
小屋裏換気が必要なのか?
この事が分かる資料です。
上記資料①を見れば分かる様に
小屋裏換気口が無かった場合
冬期は
小屋裏に結露が発生し
夏期は
小屋裏の熱が
室内に伝わって来る事が
分かりますね!
なので
小屋裏換気口の
開口の大きさは重要なのです。
下記資料②は
フラット35の
木造住宅工事仕様書に記載されている
小屋裏換気口の開口基準です。
しかし
上記資料②で問題なのが
「ロ」の1/250以上(吸排気両用)です。
棟換気口が無い場合は
余程外部に強い風が無ければ
軒裏換気口から入った外気が
小屋裏内の空気を押し出す様に
反対側の軒裏換気口から
排出される事は考えにくいですね。
なので
寄棟屋根で有っても
必ず棟換気口は設置しましょう!
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入された方は
住宅診断を依頼して
小屋裏換気口が
規定通りに設置されているかを
必ず確認して貰いましょう!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は8.7km 歩数は13,008歩
トータル420日目(休んだ22日間含む)
総距離4,036.3km
総歩数5,319,860歩