2024/11/18
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<新築分譲住宅購入前のチェック箇所②として!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を購入する前に
外壁通気構法が完結しているか?を
簡単にチェック出来ますので
必ずチェックして欲しいと言うお話です。
今日は
チェックする箇所で
基本的な1か所を紹介します。
それは
妻側(ケラバ側)の
外壁通気見切り金物有無のチェックです。
見方(チェックの仕方)としては
軒裏と外壁との取合いに
通気見切り金物が設置しているかどうかを
チェックします。
下記写真①は
妻側(ケラバ側)外壁通気見切り金物が
残念ながら
設置されていない写真です。
下記写真②は
妻側外壁通気見切り金物が
設置されている写真です。
上記写真①と比べると
通気見切り金物が設置されている場合は
黒っぽい影が見えますので
良く分かりますね!
因みに
妻側(ケラバ側)に
外壁通気見切り金物が
設置されていなければ
土台水切りから入って来た外気が
外壁通気層内で留まってしまい
外壁通気層内で
結露が発生する事を助長させます。
木造住宅に於いては
結露や雨水浸入などの水分は
建物の耐久性能を
著しく低下させる原因になりますので
結露や雨水が浸入させる様な施工は
絶対にNGで有ってはならないのです!
外壁がサイディング工法であれば
住宅瑕疵保険に加入する場合は
必ず
外壁通気構法が条件になりますので
上記写真②の様に
外壁通気見切り金物が無ければ
住宅瑕疵保険に
入れないはずなのですが
実際は
瑕疵保険検査員は
そこ迄厳密に検査を
実施していないだけなのです。
これを良い事に
工務店の
現場監督や営業マンは勘違いをして
瑕疵保険検査に
合格しているから
問題は無いと言い張るのです。
瑕疵保険法人の言い分は
外壁通気構法が瑕疵保険に
加入する条件になっていますが
工務店からの
住宅瑕疵保険申込チェック書類の中の
外壁通気構法の項目に
チェックが入っていれば
外壁通気金物が
実際に現地で確認出来なくても
外壁通気構法の施工を
実施している建物という事で
瑕疵保険検査が合格になるとの事。
つまり一般的に
住宅瑕疵保険の
申込チェック書類を作成するのは
現場監督が作成しますから
現場監督が
外壁通気構法が何の為に必要で
どの様に施工されているかを理解しないで
外壁通気構法の項目の所に
チェックをする事が事が原因なのです。
極端に言えば
現場監督が
外壁通気構法の施工をしていないのに
外壁通気構法で施工していると
書類を偽造している事になります。
もし
購入される予定の住宅が
外壁通気見切り金物を
設置していなかった場合は
工務店に
設置する様に依頼しても
恐らく
何やかんやの言い訳をして
結果的に
何もしないパターンが殆どです!
なので
それでも建物を購入される方は
住宅の耐久性能に不備が有る事を
承知した上で
購入する事になりますからね!
後から
契約不適合責任が
問えるかどうかは分かりませんよ!
今日の纏めとして
妻側(ケラバ側)に
外壁通気見切り金物が
設置していないもう一つの理由は
現場監督が
外壁通気構法の事を
分かっていないという事が
大きいと思います。
上記写真①の施工であっても
外壁通気構法が完結していると
思い込んでいる事が殆どです!
悲しい事ですが
これが現状です!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は8.6km 歩数は11,966歩
トータル432日目(休んだ22日間含む)
総距離4,168.2km
総歩数5,486,025歩