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住宅診断の床下実地研修の参考資料①として!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<住宅診断実地研修の参考資料①として!>についてお話をします。

今日のお話は

11月29日の住宅診断実施研修の為の

資料作りを兼ねたお話です。

 

エンドユーザーの方も

住宅診断とは

どんな物なのか?参考にして下さい!

 

当日は

約5名の方が実地研修に参加される予定です。

 

今回の実地研修の内容は

実際に床下に入って

どの様な事(項目)をチェックするのか?

の研修になります。

 

その為の

資料作りを兼ねた内容になります。

 

いつもの様に

私が実地研修の講師役になります。

 

という事で

今回の建物の床下が

ベタ基礎では無くて地盤(土)という事で

 

私が

実際に床下を診断する内容を

箇条書きにしてみます。

 

1つ目として

床下の臭いについて

床下に入る為に

床下収納庫などの蓋を開けた時に

カビ臭がするかしないか?

 

カビ臭がする場合は

床下の湿度が高い可能性が有るので

土台敷きや床束等を湿度計で要計測です。

 

同時に

下記写真①の様に

床下合板裏側に

カビが発生していないかどうかを

床下全体をチェックして行きます。

 

【写真①】

 

 

湿気で言えば

浴室廻りの

土台廻りの腐朽のチェックも忘れずに!

 

 

2つ目として

床下の湿気について

床下が地盤(土)の場合は

基本的に湿気が多く

基礎の構造が布基礎になります。

 

得てして

布基礎の場合の

床下地盤面の高さが

 

外部の設計GLよりも

10cm位低い事が

湿気が多い原因の一つになります。

 

他にも

湿気が多い原因が有りますので

一緒に考えながら調査を続けます。

 

布基礎で気を付ける事の

一つ目は

針状結晶の有無です。

 

針状結晶とは

床下に発生している

フワフワとした雪の様なものです。

 

針状結晶の詳しい説明は置いといて

取り敢えずは

針状結晶=コンクリート強度の低下

と覚えて下さい!

 

下記写真が

針状結晶の実際の写真になります。

 

下記写真②は

床石が針状結晶が発生しています。

 

という事は

コンクリート強度が低下した為に

ひび割れが発生している写真です。

 

【写真②】

 

 

写真③は

基礎立上りの写真になります。

 

基礎立上りに

針状結晶が発生しています。

 

針状結晶=コンクリート強度が低下

基礎表面の強度が劣化して

表面剥離をしている状況です。

 

【写真③】

 

 

針状結晶が発生する原因は

床下が

何らかの原因で湿気が多くなった場合

 

その湿気を

束石表面や基礎表面に

毛細管現象で吸い上げた時に

 

土に含まれた硫酸塩も一緒に吸い上げる事で

針状結晶が発生し

 

発生と同時に

コンクリート面の強度が劣化して

表面剥離やひび割れが発生する現象です。

 

正式な説明では有りませんが

まぁこの様な内容です!(笑)

 

今日は長くなったので

続きは次回にアップします!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

「住宅コンサルティング」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は11.2km  歩数は13,647歩

トータル433日目(休んだ22日間含む)

総距離4,179.4km

総歩数5,499,672歩