2024/11/20
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<住宅診断実地研修の参考資料②として!>についてお話をします。
今日のお話は
11月29日の住宅診断実施研修の為の
資料作りを兼ねたお話です。
エンドユーザーの方も
住宅診断とは
どんな物なのか?参考にして下さい!
早速
前回の続きを始めます。
床下の湿気で
忘れてはいけないのが
シロアリ被害の有無です。
下記写真①は
シロアリの蟻道の写真です。
上記写真①の様に
蟻道が確認されても
被害が確認されない場合も有ります。
また反対に
下記写真②の様に
蟻道が見当たらなくても
構造材の中がスカスカになっている
シロアリによる被害も有ります。
上記写真②は
玄関框を
床下からチェックをしていて
玄関框の裏側表面は
何の被害も見えなかったのですが
叩いて見ると
ポコポコという音がしたので
ドライバーの先を挿した時の写真です。
床下からは
何もシロアリがいる状況証拠が
無い場合も有りますが
玄関框は
必ず床下から表面を
叩いて見る事はお勧めですよ!
3つ目として
床下地盤面について
床下地盤面の
何をチェックするのか?
これは
基礎コンクリートのひび割れとも
関係が有るのですが
地盤のひび割れ(地割れ)の
有無をチェックします。
下記写真③は
地割れの写真になります。
下記写真③の様な地割れが有れば
不同沈下の可能性が有るので
必ず
詳細な床傾斜計測が必要です。
因みに
この地割れの
要因に欠かせないのが
隣地境界線側に有る低い法面です。
各写真④の様に
低い法面が有る敷地の場合は
地震による揺れによって
敷地が法面側に揺れ動いて
敷地に地割れを起こし易くなり
これと同時に
建物が不同沈下を
起こしてしまいます。
なので
2000年以前に
建てられた建物で
住宅診断を実施する
既存住宅の敷地又は隣地境界線に
1m以上の
低い法面が有る場合は
床下に地割れが無くても
不同沈下が必ず有ると考えて
その他の
調査を実施して下さい。
2000年以降の建物の場合は
地盤調査を実施する様になったので
地盤が弱ければ
地盤改良を実施する様になったので
不同沈下は発生し難くなったのかな?
今日も長くなったので
続きは次回にアップします!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は10.2km 歩数は13,287歩
トータル434日目(休んだ22日間含む)
総距離4,189.6km
総歩数5,512,959歩