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住宅診断の床下実地研修の参考資料②として!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<住宅診断実地研修の参考資料②として!>についてお話をします。

今日のお話は

11月29日の住宅診断実施研修の為の

資料作りを兼ねたお話です。

 

エンドユーザーの方も

住宅診断とは

どんな物なのか?参考にして下さい!

 

早速

前回の続きを始めます。

 

床下の湿気で

忘れてはいけないのが

シロアリ被害の有無です。

 

下記写真①は

シロアリの蟻道の写真です。

 

【写真①】

 

 

上記写真①の様に

蟻道が確認されても

被害が確認されない場合も有ります。

 

また反対に

下記写真②の様に

蟻道が見当たらなくても

構造材の中がスカスカになっている

シロアリによる被害も有ります。

 

【写真②】

 

 

上記写真②は

玄関框を

床下からチェックをしていて

 

玄関框の裏側表面は

何の被害も見えなかったのですが

 

叩いて見ると

ポコポコという音がしたので

ドライバーの先を挿した時の写真です。

 

床下からは

何もシロアリがいる状況証拠が

無い場合も有りますが

 

玄関框は

必ず床下から表面を

叩いて見る事はお勧めですよ!

 

 

3つ目として

床下地盤面について

 

床下地盤面の

何をチェックするのか?

 

これは

基礎コンクリートのひび割れとも

関係が有るのですが

 

地盤のひび割れ(地割れ)

有無をチェックします。

 

下記写真③は

地割れの写真になります。

 

下記写真③の様な地割れが有れば

不同沈下の可能性が有るので

 

必ず

詳細な床傾斜計測が必要です。

 

【写真③】

 

 

因みに

この地割れの

要因に欠かせないのが

隣地境界線側に有る低い法面です。

 

各写真④の様に

低い法面が有る敷地の場合は

 

【写真④】

 

 

地震による揺れによって

敷地が法面側に揺れ動いて

敷地に地割れを起こし易くなり

 

これと同時に

建物が不同沈下を

起こしてしまいます。

 

なので

2000年以前に

建てられた建物で

 

住宅診断を実施する

既存住宅の敷地又は隣地境界線に

 

1m以上の

低い法面が有る場合は

 

床下に地割れが無くても

不同沈下が必ず有ると考えて

 

その他の

調査を実施して下さい。

 

2000年以降の建物の場合は

地盤調査を実施する様になったので

 

地盤が弱ければ

地盤改良を実施する様になったので

不同沈下は発生し難くなったのかな?

 

今日も長くなったので

続きは次回にアップします!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

「住宅コンサルティング」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は10.2km  歩数は13,287歩

トータル434日目(休んだ22日間含む)

総距離4,189.6km

総歩数5,512,959歩