2024/11/21
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<住宅診断実地研修の参考資料③として!>についてお話をします。
今日のお話は
11月29日の住宅診断の床下実施研修の為の
資料作りを兼ねたお話です。
エンドユーザーの方も
住宅診断とは
どんな物なのか?参考にして下さい!
今日の内容は
床下の基礎立上りの
ひび割れについてになります。
私見ですが
基礎のひび割れと
敷地より低い法面が有れば
建物の不同沈下を
連想する事が出来ます。
それだけ住宅診断に於いては
基礎のひび割れ調査は
念入りにするべきと考えています。
床下に入って
基礎のひび割れ調査をする場合
闇雲に片っ端から
基礎のひび割れを探すのも良いですが
お勧めの方法は
床下に入る前に
外部基礎のひび割れ状況を
頭に入れてから
調査に入る事をお勧めします。
築が2000年以前の建物であれば
不同沈下は有る程度必ず有ります。
敷地より低い法面が有る場合は
その法面と外部基礎のひび割れの関係から
どちらに不同沈下しているかを
ある程度想定します。
敷地より低い法面が無い場合は
この時点では
不同沈下の想定は必要ないです。
外部基礎の
ひび割れの位置を確認したら
床下に入ってから
外部基礎にひび割れが有った箇所は
必ず見に行きます。
その同じ場所に
床下から見て同じ様にひび割れが入っていたら
そのひび割れは貫通している事になります。
基礎のひび割れが
貫通しているかしていないかが重要です!
ひび割れが貫通していたら
建物に何らかの影響が考えられますから。
例えば
下記資料①の様に建物の左右に
0.5㎜前後以上のひび割れが有る場合は
上側の法面側に
床が傾斜している可能性が考えられます。
国土交通省の
建物状況調査の場合は
外部から見える基礎のひび割れが
0.5㎜以上の有無しか調査しませんし
不同沈下の有無や
建物全体の傾斜傾向迄を
調査する事にはなっていません。
これが
住宅診断と建物状況調査との
大きな違いです。
住宅診断を
これから受注される方は
この違いをよく考えて調査をして欲しいですね!
今日も長くなったので
続きは次回にアップします!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は9.3km 歩数は12,694歩
トータル435日目(休んだ22日間含む)
総距離4,198.9km
総歩数5,525,653歩