2016/11/26
<<中古住宅ホームインスペクション瑕疵事象として>>
●築12年木造住宅
ここの「瑕疵事象シリーズ」に記載する瑕疵事象は、購入前に「ホームインスペクション」をしなかった場合は、気付かずにその家を購入して住んでいた事になります。
住宅を購入する前に、必ずホームインスペクション(住宅診断)をしましょう!
瑕疵が分かれば、それに合った補修・補強工事をする事で安心して住めます。
◆事 象
主に外壁北面にカビ及び苔が発生している。
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◆原 因
これは、私の推測です。
この建物は、外壁がラスモルタル仕上げで、通気工法では有りません。
原因として考えられる事は、
冬の時期、建物内の温度が外部より高く、夜間に屋外の気温が急激に下がる為に、外壁モルタルの裏側(防水紙の外側)に結露が発生し、その結露が外壁表面に染み出て、カビが発生したと思われます。
上の右側の写真の様に断熱材の施工が悪い所には、外壁にカビは発生していません。
外壁サイディング材も同様に、外壁通気が正しく施工されていない場合(外壁の下部水切り部分の通気入口が有っても、通気の出口を塞いでいる建物が、新築でも確認されています。)にも同じ現象が起きます。
■広島県でホームインスペクション(住宅診断)を依頼するなら、ホームインスペクション(中古住宅瑕疵保険検査を含む)に対する考え方、診断実例をブログに記載している<<Y&Y住宅検査>>にお任せ下さい!