2024/12/27
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<エコキュートは据付寸法が違うので要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
エコキュートの
貯塔タンクと室外機との距離についてのお話です。
新築分譲住宅の
省エネ計算を実施するに当たって
大変大きな
要注意事項が発覚しました!
下記図面①の場合
不動産業者からのプランを
確認申請用に作成した図面です。
両袖壁間の寸法が
2,275㎜だったのですが
工務店が指定する
エコキュート(ダイキン)の
設置寸法的に問題は無く
両袖壁間の寸法が
2,275㎜の内側に設置する事が出来ました。
なので他の工務店の
新築分譲住宅のプランを作成する時に
同じ様に
両袖間の寸法を
2,275㎜で作成したのです。
この時点では
エコキュートの
メーカーや品番は
まだ決まっていませんでした。
エコキュートの品番は
省エネ計算で
一次エネの計算をする時に
品番が必要ですので
工務店に
品番を教えて貰ったのです。
そしたら
エコキュートのメーカーが
三菱電機だったので
何気なく
据付説明書を見て見ると
何と
下記図面②の様に
貯湯タンクと室外機との取合い寸法を
三菱電機の据付寸法で
図面を書いて見ると
600㎜以上必要な所が
218㎜しか取れなかったのです。
まだ
確認申請を出す前だったので
急遽
両袖間の寸法を2,275㎜から
2,730㎜に変更しました。
もし
フラット35S金利Aタイプを利用しないで
省エネ計算を
実施していなかった場合は
エコキュートの品番は
確認申請図面には必要無いので
気が付かなかった事になります。
上記図面②の
両袖間寸法を2,275㎜のまま施工をして
三菱電機のエコキュートを設置していたら
完全に
不具合事項になっていたところですね!
今日の纏めとして
2025年の4月から
省エネ基準が義務化になります。
何処のエコキュートも
同じ据付寸法ではないので
上記図面①、②の様に
両袖間にエコキュートを設置する場合は
据付寸法には要注意して下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
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注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
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勿論
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住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離10.4km 歩数は15,202歩
トータル470日目(休んだ29日間含む)
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総歩数5,855,462歩