2025/01/11
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今回は、<基礎鉄筋検査の指摘事項に上がる項目として!>についてお話をします。
今日のお話は
基礎ベース筋かぶり厚さのお話です。
木造2階建ての住宅は
ベタ基礎が主流になっています。
ベタ基礎の鉄筋配筋検査で
指摘事項として上がるのが
ベタ基礎ベース部分の
鉄筋かぶり厚さ60㎜です。
下記写真①は
かぶり厚さが40㎜しか取れていません。
40㎜しか取れていない理由は
サイコロが沈んでいるのではなくて
砕石の仕上げ面が
転圧時に水平が取れていないのです。
早く言えば
砕石仕上面のレベルを
転圧しながら小まめに
チェックしなかった事が原因と思われます。
それ故に
鉄筋を水平に設置すれば
下記写真①の様な結果になるのです。
下記写真②の時点で
砕石転圧後に
砕石面が水平になっていなければ
上記写真①の様に
かぶり厚さ60㎜が取れないばかりか
ベースコン打ちの基準高さを
かぶり厚60㎜の所で
コンクリートを打った場合
上記写真①の
かぶり厚さ40㎜の所の
コンクリート厚さが
150㎜無ければならない所を
130㎜しかコンクリート厚さが
無いという事になります。
ここで問題なのが
ベース筋のかぶり厚さの是正方法です。
恐らく
サイコロの向きを変えて
60㎜のかぶり厚さを確保すれば
検査員も
是正したという事でOKにします。
ベースコンクリートの
厚さに関しては
何も言わないですね!
これが実情です。
今日の纏めとして
基礎配筋検査の指摘事項は
かぶり厚さ等の指摘は伝えても
残念ながら検査員は
ベースコンクリートの厚さ迄は
深く追及はしないですね!
これを避ける方法として
事前に工務店に
配筋検査での注意事項を
伝える事が出来れば
改善になると考えます。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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