2025/01/18
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<事前に基礎かぶり厚さの件は要打合せの事!>についてお話をします。
今日のお話は
ベタ基礎ベース部分の砕石を
キチンと転圧しませんか?
と言うお話です。
最初に結論として
注文住宅を建てられる方は
工務店に
砕石の転圧を十二分に
施工して貰う様に依頼するか
または
ベタ基礎全面に
捨てコン打ちをして貰うかを
事前に
キチンと打合せをしておきましょう!
下記写真①は
ベース砕石の転圧不足及び
サイコロの設置不備の為に
かぶり厚さ60㎜が取れていない写真です。
最近の新築木造住宅で
下記写真②の様に
ベタ基礎全面に捨てコンを打つ
工事中の現場を見なくなりましたね!
殆どの建物の場合は
建物の外周のみに
捨てコン打ち施工を実施しています。
これは
建物の配置を確定する為の
墨出しをする為です。
たまに
外周部分さえも
捨てコン打ちを実施していない
建物を見ます。
では何故
捨てコン打ちをしないのか?
その理由は
建築基準法にも
フラット35Sの木造住宅工事仕様書にも
瑕疵保険の設計施工基準にも
基礎全面又は外周部に
捨てコン打ちをしなくてはならない規定は
記載されていません。
それでも
基礎配筋検査時に
ベース筋のかぶり厚さ寸法が
規定通り(60㎜)有れば良いのですが
下記写真③の様に
砕石がキチンと転圧されていて
基礎全体のベース筋の
かぶり厚さが規定通り
取れている物件は稀ですね!
上記写真①の様に
砕石の転圧不足が原因で
サイコロが沈んでいる場合は
配筋検査時に
是正補修
(取り敢えずかぶり厚さ60㎜)すれば
その場限りでは確保は出来ますが
その是正補修方法では
下記写真④の様に
実際にコンクリートを打設する時には
かぶり厚さ60㎜は
確保出来ていないでしょうね!
今日の纏めとして
最初に結論をお話した様に
工務店に
砕石の転圧を十二分に施工して
サイコロが沈まない様にするか
または
全面に捨てコン打ちをして貰うかを
契約前に
キチンとお話をして契約書に明記して貰いましょう!
配筋検査を実施する検査員は
検査時にかぶり厚さが
その場限りの是正補修であっても
かぶり厚さが有れば
検査を合格せざるを得ません。
なので
工務店とは
十分に打合せをして決めて下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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今回は、これで終わります。
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