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事前に基礎かぶり厚さの件は工務店と要打合せの事!

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<事前に基礎かぶり厚さの件は要打合せの事!>についてお話をします。

今日のお話は

ベタ基礎ベース部分の砕石を

キチンと転圧しませんか?

と言うお話です。

 

最初に結論として

注文住宅を建てられる方は

工務店に

砕石の転圧を十二分に

施工して貰う様に依頼するか

 

または

ベタ基礎全面に

捨てコン打ちをして貰うかを

 

事前に

キチンと打合せをしておきましょう!

 

 

下記写真①は

ベース砕石の転圧不足及び

サイコロの設置不備の為に

かぶり厚さ60㎜が取れていない写真です。

 

【写真①】

 

 

最近の新築木造住宅で

下記写真②の様に

ベタ基礎全面に捨てコンを打つ

工事中の現場を見なくなりましたね!

 

【写真②】

 

 

殆どの建物の場合は

建物の外周のみに

捨てコン打ち施工を実施しています。

 

これは

建物の配置を確定する為の

墨出しをする為です。

 

たまに

外周部分さえも

捨てコン打ちを実施していない

建物を見ます。

 

では何故

捨てコン打ちをしないのか?

 

その理由は

建築基準法にも

フラット35Sの木造住宅工事仕様書にも

瑕疵保険の設計施工基準にも

 

基礎全面又は外周部に

捨てコン打ちをしなくてはならない規定は

記載されていません。

 

それでも

基礎配筋検査時に

ベース筋のかぶり厚さ寸法が

規定通り(60㎜)有れば良いのですが

 

下記写真③の様に

砕石がキチンと転圧されていて

 

基礎全体のベース筋の

かぶり厚さが規定通り

取れている物件は稀ですね!

 

【写真③】

 

 

上記写真①の様に

砕石の転圧不足が原因で

サイコロが沈んでいる場合は

 

配筋検査時に

是正補修

(取り敢えずかぶり厚さ60㎜)すれば

その場限りでは確保は出来ますが

 

その是正補修方法では

下記写真④の様に

実際にコンクリートを打設する時には

 

かぶり厚さ60㎜は

確保出来ていないでしょうね!

 

【写真④】

 

 

 

今日の纏めとして

最初に結論をお話した様に

 

工務店に

砕石の転圧を十二分に施工して

サイコロが沈まない様にするか

 

または

全面に捨てコン打ちをして貰うかを

 

契約前に

キチンとお話をして契約書に明記して貰いましょう!

 

配筋検査を実施する検査員は

検査時にかぶり厚さが

その場限りの是正補修であっても

 

かぶり厚さが有れば

検査を合格せざるを得ません。

 

なので

工務店とは

十分に打合せをして決めて下さいね!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

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今回は、これで終わります。

 

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トータル493日目(休んだ37日間含む)

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総歩数6,055,896歩