2025/01/30
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今回は、<車庫天井に通気出口金物は必須?>についてお話をします。
今日のお話は
外気に接する床下の天井空間のお話です。
分かり易く
外気に接する床下空間と言えば
車庫の上階に居室が有る場合の
居室の床下空間になります。
言い換えれば
車庫の天井裏と言えば
分かり易いと思います。
今日は
何が言いたいかと言うと
この天井裏の空間に
外気を入れるべきか?
外気を入れない方が良いのか?
と言うお話です。
私見で今迄
このブログに書いてきた事は
天井裏に外気を入れるべきではないと
言って来ていました。
何故ならば
その理由として
下記写真①の様に
天井裏から見た居室側の壁に
防湿対策を施していない
不具合施工をしている
建物が多く有るからです。
上記写真①の様な状況に
例えば梅雨期の湿った外気を
天井裏に外気を入れた場合
居室側の
壁断熱材が湿気を含んでしまい
断熱性能の低下や
室内側に
カビ発生の原因になると考えるからです。
がしかし
違う考え方をすれば
そもそも
上記写真①の施工に
外壁透湿防水シートが
梁桁まで張り上げていない
不具合が有るから問題なのであって
その不具合に合わせて
考える必要がないと考えた場合
キチンと基本通りに
張上げていれば
天井裏に外気を入れても
何も問題は無いのです。
むしろ
外気を天井裏に入れる事で
通気をするべきという
事にもなります。
ただし
ここには条件が有ります。
それは
通気をするという事は
土台水切り上部から
外気を入れた場合
外気の出口を必ず何処かに
設置しなくてはなりません。
この事を考えた場合
車庫の天井に
外気が出て行く出口用の金物が
必要になりますね!
今日の纏めとして
車庫天井(外気に接する床下空間)に
外気を入れて
通気しなくてはならない規定は
見当たりません。
ただし
車庫部分外壁の外壁通気層から
外気を天井裏に入れた場合は
必ず
車庫天井裏に
通気出口用の金物が必要になりますよ!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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