2025/02/08
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<注文住宅を建てる時の注意点として!>についてお話をします。
今日のお話は
新築各工程検査の一つ
「基礎配筋検査」の不具合及び対応
のお話です。
「基礎配筋検査」のチェック項目は
大きく分けて下記4項目です。
①鉄筋の継手長さ及び定着長さ等
②人通口部分の補強筋
③鉄筋のかぶり厚さ
④地盤面の防湿フィルム重なり等
上記以外にも
鉄筋のあき寸法なども有ります。
今日取り上げる内容は
基礎ベース筋のかぶり厚さ60㎜の
お話になります。
下記写真①を見て下さい。
ベース下の砕石の転圧不足によって
スペーサーブロック(サイコロ)が沈下。
沈下した為に
ベース筋のかぶり厚さ60㎜が取れていません。
上記写真①の不具合を
「基礎配筋検査時」に
是正補修をする様に指摘しますが
殆どの是正の方法は
サイコロを少しずらして60㎜を確保します。
検査をする側は
60㎜のかぶり厚が取れていれば
合格にします。
この是正方法で
良いとは思っていませんが
それ以上の事は
立場上言えないのです。
しかし
少しずらして是正したとしても
生コン打設時には
必ず沈下してしまいます。
残念ながら
生コンを打設してしまえば
沈下した証拠は有りません。☜ 証拠隠滅
以上の様な不具合是正を
繰り返させない為には
注文住宅を建てられる方が
工務店に以下のどれかの方法を
事前に依頼して下さいね!
①砕石を転圧する時に
セメントを混ぜる又はふりかけて
砕石表面が沈下しないようにする
②下記資料①の様な
サイコロに下にプレートを敷く
③前面に捨てコンを打つ
今日の纏めとして
注文住宅を建てられる方は
新築各工程検査を
依頼する事をお勧めしますが
依頼しない場合は
基礎配筋検査の検査項目の1つで
ベース筋の
かぶり厚さ60㎜確保の為に
上記に記載している
3つの方法のどれかを
工務店に依頼して下さいね!
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!
メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
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沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
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「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
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今回は、これで終わります。
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