2025/02/16
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<住宅の施工品質は工務店で努力する事が必要!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅の住宅診断や
新築各工程検査を実施していて
いつも思う事のお話です。
結論を先に言うと
何故
住宅を建てる工務店は
品質・精度を考えて(勉強して)
施工しないのか?
新築分譲住宅の住宅診断で
多い不具合事象として
下記写真① 床下と
下記写真② 小屋裏の
断熱材の施工不良(断熱欠損)です。
新築各工程検査で
多い不具合事象として
基礎配筋検査では
下記写真③の
スリーブ管廻りの
鉄筋かぶり厚足らずが多く
外部防水下地検査では
下記写真④の
バルコニー手摺天端部分と
外壁との取合い部分の防水不具合です。
住宅診断や
新築各工程検査を実施しなければ
上記写真①~④などの不具合は
発見されずに建物が完成しています。
工務店の殆どが
上記写真①~④までの不具合を
不具合だと気が付いていません!
何故ならば
現場での各職種の仕事を
職人任せにしているからです。
業者に
それぞれの仕事を発注すれば
業者が責任持って
施工すると思っているからです。
現場の施工を
自分で監理しようとは
全然考えていないのでしょうね!
実際のところ
不具合事故が発生して
工務店にクレームが入る
不具合は何かと考えた場合は
上記写真④の
バルコニー手摺天端部分と
外壁との取合い部分から等の
雨漏り事故くらいでしょう!
その他の
上記写真①、②の
断熱欠損に関しては
まぁ
施主自身が
床下や小屋裏に入る事が無いから
この不具合に
気が付く事は無いでしょう!
床下や小屋裏に入ったとしても
それが生活に影響が有るとは
思わないでしょうから
わざわざ工務店に
この様な断熱欠損に関しての
補修依頼はしないでしょうね!
是正補修を
依頼する施主が居たとすれば
住宅の事をある程度
自分で勉強している施主
くらいだと思います。
なので
クレームが来た時点で
どう動くかを判断します。
このクレームに関しては、
工務店は深刻に考えていませんね!
上記写真③に関しては
不具合が発生するとすれば
鉄筋が錆びる事による
コンクリートのひび割れなので
引渡しから10年以内に発生する事は
余り考えられません。
なので
基礎の鉄筋配筋に関しては
かぶり厚さも含めて全て
住宅瑕疵保険の鉄筋配筋検査に合格すれば
問題無いと思っているので
鉄筋配筋に関しても
業者任せでしょうね!
今日の纏めとして
工務店が
自社の施工品質を上げる為に
第三者機関に依頼して
工務店自身が努力している会社も有ります。
実際の話で
その工務店が建てる注文住宅で
新築各工程検査をさせて頂いたのですが
ホントに
細かな納まりについても
施工をキチンとされていました。
やはり
工務店自身が
施工品質を上げようと努力する所は
これから伸びて行くでしょうね!
何たって現場監督の
施工品質に関しての意識が
他の工務店より高かったですね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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